冷血の涙
午前零時の凍て付いた心の彫刻
摂氏零度の冷めきった部屋。
冷たい目で見られても
貴方に優しくされた日の笑顔が
忘れられなくて、もう一度みたいと
精一杯貴方を愛してた。
それでも振り向いてくれることは無く
放置されたあたしの心は傷付いて
貴方の冷たい心を溶かすことは出来ず
あたしの胸を罅割った。
心も身体も凍ってしまえばいい
そうすれば永遠に鮮やかでいられるでしょう?
そうすれば永遠に愛せるでしょう?
いくら貴方に声をかけても、いくら貴方に抱きついても
無関心で笑ってくれない貴方を見る度に
悲しくて寂しくて、死にそうになった。
「もう笑ってくれない貴方なんて・・・。」
全てを閉ざした氷の世界
崩れて壊れるのが怖くて
貴方を失うのが嫌で
それでもあたしが一番愛していたのは
そんな貴方の全部。
午前零時の凍て付いた涙の破片
摂氏零度の貴方の眠った部屋。
怠惰の歌姫
周りの人を陶酔させて
ステージの上で踊る君は人魚
指を絡め、愛し撫でて
美しい声が響き渡る。
虚ろな瑠璃色の瞳から零れた涙は
どんな湖より清らで透き通り
嗚呼、どんな男達が求めても
どれだけ自分を捧げても
君は誰も愛しようとしない。
明日は来ないと信じている悲劇のヒロイン
すぐに抱いて連れ去ってしまいたいのに
この場所から離れない、下落した民の罵声に塗れて
君は自分を誤魔化した・・・
僕なら君を変えれるだろうか
君のいるべき場所へと還ろう
嗚呼、どんな男達が叫び声あげても
君は儚く哀歌を歌い続ける
嗚呼、どんな男達が狂っても
君は死んだ眼差しで屍体を見る。。
明日は来ないと信じている悲劇のヒロイン
すぐに抱いて連れ去ってしまいたいのに
ここから離れることが怖くて一歩を踏み出せない
逃げ道しか選ぶことの出来ないなら
君を連れて無に還るか
君と一緒に廃屋で戯れるか
二つに一つの白い旗を、、上げるだけ。
Black OUT
偽りの世界だけを見てきた
冷血なのは解ってるけど
たまに誰かの温もりが欲しくなる
精神は既に破壊喪失で
いつも独りで歩く路地裏は
罵声と悦楽の戯れにしか過ぎない
何が楽しいのかさえわからない
ただ冷たい苛立ちだけが込み上げる
僕の目の前には沢山の幻覚の人間
狂気で溢れた群がりの中で
小さな君だけを見つめている。
どうして君は笑うの、僕を嘲笑うの
わからないから今日の夜もそう
煙草に火を点けて黒い血を舐めた。
小さな君はまたいつものように笑って
私を捕まえてよと走って逃げていった。
僕は目に映る幻覚を振り払い
君だけをひたすら追いかけた。
気がつけば誰も来ない、誰もいない
聖域にたどり着いた途端に
君は振り返り笑って僕の手を取った
僕の意識はそのとき、その前からもう・・・
黒い命を、死神に喰われては
綺麗に聖域へと堕ちていった・・・!