私には特別な能力なんてないし
何かが見えるわけでもない
それでも、近くに居るその時にどんなに誤魔化しても伝わってしまうもの
そして、どんなに離れていても感覚、いや、知覚がそう伝えてくる
考えるより先に伝わるの
視覚のヴィジョンとして映ることはなくても
予兆と事実が同時に伝わる感覚は
今に始まったことではない
貴方と出逢ったアノ時から総ては始まったのだから...
貴方は知らない
はっきり映し出されなくてもソレが伝わってしまう辛さを...
貴方は妄想だとか、勘違いだとか言うけれど
決まって事実だったじゃない
それだけじゃない
他の感情も、他にも何も言わなくても纏う空気で感じる
ただ、いつもそれが私には哀しかったから
離れることも何度も考えた
私は今もまだ自身を愛せないでいるから、それは不幸の連鎖になるんじゃないか
貴方にとっては不幸せなのではないかと
何より貴方の為にと、そう思った
それでも貴方が受け入れてくれて
そんな私の側に居てくれて
離れようとする私を何度も叱っては
貴方のその温もり...その腕の中で、その沢山の愛で包んでくれていたから
どんなに辛くても、どんなに痛みを覚えても
枯れる程に泣き疲れても...
嫌いになんてなれなくて
今更忘れることも、記憶が薄れることもない
あれから...
貴方は現実のことに目を向けて
誰よりもひたすらにこなしているんでしょう
...【ソノ日】は近づいているのだから
こうして...この空虚に過ごす日々に想いを馳せれば
いつも、そう、想うよ
どれだけ存在が大きく
どれだけ愛しい存在なのか
今更ながらに、痛感する
気持ちという感情と、現実と理性の均衡
何より、相手への理解の不可欠さ
後悔こそ赦されることはなくても
これから、いつまでなのか解らなくても
互いに贖罪の日々を過ごさなければならない
【地獄】....
そう言った、あのコトバの通りに、日を追う毎に私達に枷となって重くのしかかるのでしょう
アノ日放った貴方のコトバ
離れる間際の刹那に貴方が見せた憂いの瞳だけを
...信じている
誰に、何を、どれだけ罵られても
どれ程の苦しみがあっても
変わらず想っています
ソノ日まで待ち
これからの私にできることを
私は私の為に、いつかの二人の為に
いつかの時の為に
ただ、努めていこうと
貴方の代わりはいない
誰かのアナタではなくて
私だけに見せる貴方が何より真実、何よりも愛おしい
側に居れない
それが何よりも辛く、哀しく、不幸せなこと
供に歩み始めたあの時から
私の歩幅が遅れてしまうその時も、振り返り手を招いてくれた
また二人寄り添い
その隣で歩みを重ねたその時には
涙を、赦してくださいね...