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②の続きです。
改めて息子と話しました。「君はこんな英語だらけ、カナダ人(息子の場合はチャイニーズ・カナディアンですが。)だらけの中で一人日本人という環境で2年間過ごしたんだね。狂気の沙汰だね。」というと、「うん。今振り返って考えると、無謀としか言いようがないね。狂ってるよね。笑。」とのこと。本当にそうだと思います(苦笑)。
カナダの高校留学というのは、お金もかかるし、子供の将来を大きく左右するので、保護者はついつい子供に「がんばれ!」と言ってしまいますが、実際に自分が息子と同じようにカナダ人に囲まれ、ありとあらゆる文書もコミュニケーションはすべて英語、という立場になってみて初めてその言葉の無責任さを思い知らされます。その大変さがどれだけのものかを理解せずに、横からちゃちゃをいれるなんて、別に親じゃなくても誰でもできますものね。子供の留学を心配や不安に思うことって親の気持ちの問題であって、子供を心配することは、子供の状況を一ミリもよくするわけでもないのにね。
留学生の良い親になるって大変なことで、息子の留学を通して私は親修行、人生修行をさせてもらったのだと改めて思います。(「した」のではなく「させてもらった」のだと思うのです。ここ、強調!)
④に続きます。