留学後の大学受験 ⑳しかし帰国生試験は減っていく | リッチモンド、我が家そしてカナダ留学という謎なもの

リッチモンド、我が家そしてカナダ留学という謎なもの

息子がBC州のリッチモンドにある公立の高校に2年間留学しました。留学エージェントWがエージェントとして正常に機能しておらず、どうなることかと思いきや、リッチモンドの温かい人たちによって支えられた留学でした。そんな我が家とリッチモンドのお話です。

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⑲の続きです。

 

 

 

また、AO、総合選抜試験が台頭してきたことに伴い、2年間留学した帰国生に関して言えば、「2年の留学」を条件とした試験の枠自体は減り、代わりに留学体験を個人の高校生活でがんばったこととしてAO、総合選抜試験を受けるという形にシフトしつつあるようです。

 

では、ものすごく多くの日本にいる高校生と同じ土俵で戦わないといけないという不利な状況になるのかというと、そういうことでもないようです。大学側はカナダでの長期の高校留学体験を高く評価しているように感じました。

 

カナダでの高校留学は英語の上達という意味だけではなく、日本の生活ではできない、ありえないほどの大変な思いをしながら人間として一皮むけて帰国するわけですから、大学側もそれをよくわかっているようで、色々な意味で大学側からは魅力的な受験生に映るのでしょう。

繰り返しになりますが、今のトレンドとしてはカナダ高校留学の体験というもの自体は日本の大学受験において有利だと思いました。

 

㉑に続きます。