留学後の大学受験 ①戦略としての「2年間のカナダ高校留学」 | リッチモンド、我が家そしてカナダ留学という謎なもの

リッチモンド、我が家そしてカナダ留学という謎なもの

息子がBC州のリッチモンドにある公立の高校に2年間留学しました。留学エージェントWがエージェントとして正常に機能しておらず、どうなることかと思いきや、リッチモンドの温かい人たちによって支えられた留学でした。そんな我が家とリッチモンドのお話です。

ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

 

大学受験を目指す留学生は、留学が終わって帰国してから怒涛のような日々が待っています。

 

息子は2年リッチモンドの高校に留学をしたわけですが、留学をスタートする前からこの「2年間」というのが非常に大事だということもわかっていました。

なぜかというと、「2年間に満たない期間の留学」では留学経験者として受けられる大学入試が非常に少ないのです。

 

もっというと、カナダの高校を卒業する場合と、カナダの高校を2年間だけ留学する場合を比べると、卒業する場合のほうが受けられる大学の数、受験できる試験の種類ががぜん多いのです。

 

息子はカナダの高校を卒業する予定で留学をスタートしたものの、結果としてはリッチモンドの高校を卒業することなく帰国しました。もしもカナダの高校を卒業することができていたら、もっと多くの選択肢があることもよくわかってはいたのですが、いざ留学スタートしてみたところ、Burnettを卒業することは日本人留学生にはあまりにもハードルが高いことがわかり、息子は悩んだ末、2年間の留学をもって帰国をすることを決意しました。

 

息子のカナダの高校を卒業するかどうか、という話は何度か過去のブロブに書きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

息子が帰国を決意したときは、私は、2年間の留学があるとはいえ、卒業をしていないことでかなり大学受験も不利になるのではないかと非常に心配でした。

では、実際のところどうだったかというと、そんなことは全然ありませんでした!笑!

むしろ、一つ一つの受験の準備がものすごく大変なので、受験する寸前で「受けようと思っていたけどとても受験の準備が間に合わない!」となって出願を見合わせた試験、大学がいくつもありました。それくらいたくさん大学、学部、試験の種類があるにもかかわらず、時間、体力を考えると、実際受験の準備ができる受験の数というのは限界があるのです。後に述べますが、ぺらっとした出願書類で合格をくれるという甘い話はまずないわけで、一つ一つの出願の準備にものすご~く時間がかかるものなのです。とにかく帰国後は常に時間に追われながら、なんとか間に合った受験となりました。

 

②に続きます。