間違いだらけのエージェント選び② 6つの目はぜ~んぶ節穴(ふしあな) | リッチモンド、我が家そしてカナダ留学という謎なもの

リッチモンド、我が家そしてカナダ留学という謎なもの

息子がBC州のリッチモンドにある公立の高校に2年間留学しました。留学エージェントWがエージェントとして正常に機能しておらず、どうなることかと思いきや、リッチモンドの温かい人たちによって支えられた留学でした。そんな我が家とリッチモンドのお話です。

前回の続きです。

 

前回の話はこちらです。

 

 

 

我が家は、私がまずネットで情報を取集し、5社に厳選しました。そして、その5社とアポを取り、一社ずつ家族全員でzoomでお話を伺い、息子が「Wにお願いしたい。」という結論を出し、では、Wにお願いしようということになりました。WはJCROSS(留学サービス審査機構)と一般社団法人日本青少年育成協会という二つもの組織に所属していました。また、約10年前には「内閣総理大臣許可一般社団法人日本青少年育成協会」の「内閣総理大臣許可」という部分は適切ではない表現になってしまっているはずにもかかわらず、私たちがWのホームページを見た時には「「内閣総理大臣許可一般社団法人日本青少年育成協会」と記載があり、「内閣総理大臣許可」という神々しいタイトルに、勝手に「きっと内閣府に厳選されたきちんとした留学エージェントに違いない。」と勝手に思い込んでしまっていました。(2023年2月の段階では、Wのサイトからは、「内閣総理大臣許可」という表現は消えています。)

また、見積の段階では他社と同じくらいのコストでもあり、我が家としては、厳選に厳選を重ねてエージェントを選んだつもりだったのですが、改めて今考えると、割高なサポート代、トラブルだらけで「我が家の目は全部ふしあなか?そろいもそろって6つともぜ~んぶ、節穴か?」と自らつっこみたくなります。

 

色々トラブルになってからわかったことですが、Wは、もともと不登校生のリスタートとして、ほぼニュージーランドへの留学を専門にしているエージェントのようです。しかし、コロナ過でニュージーランドが留学生の受け入れを止めてしまい、生き残りをかけて、彼らは方針を大きく変更する必要があったのだと思います。そういった事情で、Wは新しいビジネス・モデルとして、息子のカナダ留学の斡旋をしたものの、当然カナダの学生ビザに関する知識もなく、息子のように本気で公立高校を卒業しようとする生徒を扱った経験がないので、リッチモンドの高校の在籍できる年齢制限や単位について知識がなかったのだと思います。長年つきあいがあり、カナダのように単位についての厳しさのないニュージーランドとは全く勝手がちがったのだと思います。

 

まず、我が家は学生ビザが間に合わないかもしれない、というとんでもない目に遭ってしまいました。最初の悲劇です。

その件に関するお話です。⇓

 

 

 

 

この話の続きはこちらです。⇓

 

 

こちらもエージェントに関するお話です。