D1を見るとラグナはトゥラー(天秤座)でケートゥとチャンドラ(月)がユティしている。
見立てとしては、玉川徹氏が言った内容は、真実にかなり寄った内容だっと星の配置は示している。
ただ、内容が内容だけにそれを聴いた人にはかなりショックの大きい衝撃的なものであったことは言うまでもない。
この時のナヴァーンシャで、4室にヤマ•ヨーガが形成されていて4室は快適さなどが表される室となる。
つまり、自分の立場を失ったとしても真実を伝えたいという気持ちの暴走があったことは否めない。
この4室から見て、ラーシドリシュティの創造のパールシュヴァの位置にはRaが在住していることから何らかの変化が期待されるが、維持のアビムカの位置には逆行の水星がいてコミュニケーション不足とヤマ•ヨーガには技術という意味もあるので、表現の不具合が生じることも表れている。
ヤマ・ヨーガの生じている獅子座から破壊のパールシュヴァの位置にある牡羊座にはKeと高揚の太陽がいるが、ラグナから見て12室目に当たるので、本質は隠されていることになる。
D1(ラーシクンダリー)では、12室に太陽と逆行の水星、減衰の金星がいて、ここでも本質が隠されていることが示されていることになる。
本質が隠されているという理由は、12室で減衰している金星がラグナと8室の支配星であることがその理由である。
ネット上では、表面的な衝撃的な発言に憤りを感じた人が玉川バッシングを始めたが、玉川氏は真実にかなり寄った内容を発言したことにより生じた表面的部分しか見てない視聴者と内面的部分の実情を伝えようとした行き違いが騒動の原因である。
弔辞の内容は、確かに感情的になりやすい国民性の人たちに取っては、弔辞を聞いて感動したことを否定されたように思ったのだろう。
確かに、玉川氏の暴走は否めないことであり感情的に酔っている人に実情を投げ掛けても理解は得られないだろう。
つまり、空気を読まない行動は視聴者には受け入れてもらうのは難しいということがよく判ったことだろう。
日本人は、特に情動的な人が多い。
その辺を無視したら、この国では受け入れてくれる人は少ないだろう。
まぁ、この騒動は時間が解決してくれるのを待つしかないだろう。