ども、頼夢です。

 
最近、惑星の運行を見ていて思ったことがあります。 
 
それは、木星の逆行で生じた認識の誤りについてです。
 
5月頃に書いたブログでは、6月30日に木星が射手座に逆行して入宮したら、徐々にコロナは感染が下火になると思って記事にしましたが、余りにも木星の定座入宮を安易に考え過ぎていたようです。
 
コロナ感染が拡大したのは、寧ろ定座の射手座にケートゥと木星が一緒にいる状態の時でした。
 
山羊座に木星が居る状態は、木星が減衰して居るので感染が思ったほど拡大して行かないということを示していたと言えるように思う。
 
実際の感染者数の推移を見ると3月30日に木星が山羊座に入宮し減衰の状態が始まり、感染者の人数が反映してくるのに、大体14日程度かかっていたことを踏まえると、4月中旬頃に感染者の人数が増えている事が判る。
 
そして、4月中旬をピークに徐々に減っていることも判って頂けると思います。
 
また、6月30日に木星が逆行したまま射手座に再入宮したタイミングと同時に感染者数が増え始めていることも、下の画像からわかります。
 
 
 
 ネットでも話題になった14歳インド人占星術家のアビギャ・アナンド君が動画で6月30日以降徐々に感染者の数は減少傾向に転じると言っている動画がありましたが、実際にはどうでしょうか?
 
私たちジョーティシャ仲間の間でも、同じことを言っていました。
しかし、これは木星の持つ性善説的視点から見た希望的観測だったことが、現実の状態でハッキリとなりました。
 
現実の状態は、全くの逆です。
寧ろ、感染者は増加の一途を辿っている状態です。
 
木星が減衰する山羊座から逆行でも定座の射手座に入れば、木星が目覚めて悪い状況は改善されるだろう。
 
そう思っていたのは、木星の性善説的視点のまさに色眼鏡を掛けて予測をしていたことの現れなのだと思います。
 
現在の状況を第二波だと言っている人たちがいるようですが、これは第一波の残りであり決して第二波ではないと思います。
 
また、この感染拡大傾向はしばらく続くことになるでしょう。
次に木星が逆行から順行に戻るのが9月13日で、再び山羊座に入り減衰状態になるのが11月20日13時58分11秒からです。
つまり、これから3ヶ月と3週間は感染者が出続けることになるのではないでしょうか?
 
そして、その間に射手座から蠍座へケートゥが移動して本格的に第二波がスタートすることが懸念されます。
 
ケートゥが移動するのは、9月23日21時26分00秒に蠍座へ入宮します。
ここまでは、第一波の残りが猛威を振るいながら感染が拡大していくのだと思います。
 
そして、一年を占断する際に見るチャイトラ・シュクラプラティパーダの図でも、一年の後半はナヴァーンシャ図で表されています。
 
 
ナヴァーンシャ図のラグナ(Lg)は双子座です。
ここから見て、時計回りに8マス目に当たる山羊座にラグナ支配星の水星と6・11室支配の火星が入っています。
そして、ここは火星が高揚する場所ですから、イニシアチブは火星が取ることになります。
 
6と11室というのは、問題や敵、病気を表す部屋とその原因を表す部屋と言われています。
そして、火星も水星も共に若者を表す惑星です。
8室は、隠れた場所とか空間、そして突然死などという意味もある室です。
そこで6と11室の支配星である火星が高揚している。
 
水星は、ラグナ支配星ですからこの場合の水星は国民全体の表示体であると言えます。
 
つまり、何が言いたいのかというと・・・
 
第二波の問題と原因は、若者による隠れた場所や空間、強いては密集した場所から始まるのではないか?ということが予見出来るのです。
 
ここのところの感染者増大は、新宿のホストクラブや夜の街界隈だと言われていますが、まさにこうした条件の当てはまる場所から第二波が始まることになるでしょう。
 
恐らくは、東京型や埼玉型と言われる新しいコロナウイルスの存在が言われていますが、このタイプの変異型が第二波の状況を招くのではないか?
 
私は、そのように考えています。
 
これから迎える一年の後半戦は、若者由来の問題と政治家や社会全般に出回るデマや風評の拡散が懸念されます。
 
そして、それは9室の土星が表す通り、国民全体に苦しみを伴う形で目覚めることを促す事象として現れるでしょう。
 
何れにしても、これから21年の3月末くらいまでは日本人に取って大変な期間となることは避けられない宿命なのかも知れないと思っています。
 
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