नमस्ते
ナマステー
ご訪問ありがとうございます。
腕がまた穴だらけの頼夢です。
誰かが痛い思いをすることで
透析の穿刺を上達させていくことが出来る
そして、医師が育つ。
今は、どんなに上手に穿刺をする医師だって
初めの頃は、一様に下手だったはず。
現在研修中のT先生が前回と今回
私の透析で穿刺をした。
そして、見事に失敗を重ねている。
ベテランのN先生いわく・・・
決して頼夢さんの血管が細いとか
穿刺し辛いという訳ではなく
経験を積まないことには、誰も独り立ち出来ない。
本当に頼夢さんには申し訳ないけど
ここは、後進育成の為に涙を呑んで下さい。
と
頭を下げられしまうと・・・
嫌だと言えない私です。
とは言え
穿刺に失敗すれば血管にダメージを与えるのは
当たり前のことであり
かつ
失敗した周辺がズキズキと今も痛みを感じています。
以前、透析クリニックの工学士さんが
言っていたのですが
どのくらいの痛みがあるのかを知らない者は
何時までも上達はしない。
患者の痛みや苦しみを身を以て知るからこそ
技術の上達に繋がるのだと。
だから
私(工学士さん)は、自らの腕を後進の為に
穿刺の練習台に使わせている。
また
その後進の工学士たちにも
自分に後輩が出来たら、自分の腕で練習させるように指導しているのだとか。
でも
研修中の女医さんに、穿刺の為に腕を貸す医者は多分居ないでしょう。
その為に犠牲になるのは、患者ということになるのです。
予定を一週間延長したことが
思わぬ災難を呼び込んでしまいました。
しかし
これも人材育成の片棒を担ぐのですから
ガマンするしかないのだと思っています。
今の状況に満足する。
その気持ちを改めて再認識しました。
頼夢