नमस्ते
ナマステー
入院生活10日目に入り、少し考えてみた。
医者でもない人間(つまり患者という立場で)
普通は患者が口にはしないことを薬剤師、医師、栄養士に
あれこれと質問することは、行き過ぎなのだろうか?
自分の身体のことだから、今更ながらしっかりと把握したいという思いは間違っているのだろうか?
無知だったからこそ、知らなかったことが沢山あったからこそ
知ったことで、知識を得たことで、更にもっと知りたくなった。
きっと質問をした人たちは思っているかも知れない。
向上心、向学心と言えば聞こえは良いが
今更素人が足掻いたところで、もう遅いんだよ!と。
餅は餅屋に任せろという諺もあるくらいだから
患者は黙って、医師や薬剤師の言うことに従っていればいいのだろうか?
という考えも頭をもたげている。
治療って、誰の為にするのだろう?
ただ医師の言うことに従っているだけで本当にいいのか?
そんな気持ちで自分なりに色々調べて判らないことは専門家に質問すればいい。
そう思ってきたけど・・・
質問する内容があまりにも専門的分野にまで踏み込んでしまい過ぎて、逆に回答が得られないことが増えてきた。
専門職の人でも研究者でなければ答えるのが難しいことを質問してしまっているのだと、さっき薬剤師さんに依頼した質問内容の答えから感じてしまった。
私がした質問に対して薬剤師さんは製薬会社にまで問い合わせをしてくれたのだが、製薬会社でもそこまでのデータは取っていないという回答だった。
薬剤師さん曰く・・・・
今までそこまで踏み込んだ質問を受けたこともなくて、私の質問した内容のような視点での薬剤に対する考え方もあることを勉強させてもらいました。
と言われた。
そう言われた時に、私の質問は行き過ぎているのでは?と思った訳です。
病気を患ってから、色々と学び、経験をして思ったことを質問しているつもりでしたが、度が過ぎる質問は専門家に対して嫌がらせにもなりかねない。
真実を追えば追うほど、素人が踏み込んではいけない領域に質問が及んでしまう。
病気を治療するということの奥の深さに、少し戸惑っている自分がいることに気付きました。
今は、どうすることが正しいのか?
患者は患者らしく、言われた通りにしていれば良いのか?
正直、わからなくなっています。
私は、どこへ向かっているのだろうか?
そんなことばかりが頭を過っている私です。
頼夢