先週の土曜日に、何ヶ月ぶりでインド哲学の勉強会に行ってきた。
身体が今よりは健康だった頃には、全く感じることの無かった疲労感を感じるほど、私の身体は衰弱し切っているようだ。
多分、顔面蒼白だったのだと思う。
何度も勉強会のお世話をしているジョーティシャの先生から
頼夢さん、大丈夫?と尋ねられた。
ちょっと前から、勉強会のスタートが1時間遅くなり
今の私には幸いしたのだけど、気持ち的には「もう少し勉強したい」というのが本音でした。
久しぶりにお会いしたパンダ先生に、連休明けから入院して透析が始まる為に、またしばらく勉強会に来れないことを伝えました。
ただ、勉強会に来れなかった時も一人でサンスクリット語を写本して翻訳し、テキストを作りながら勉強していたこと等を報告しました。
パンダ先生からは、とにかくどの様な形であっても勉強を続けることが大切だから、勉強会に来れない間にも一人で積み重ねたプンニャは、きっと素晴らしい結果を生むでしょう。
そして、一日も早く元気になって勉強会に戻ってきて下さい。
あなたは、勉強会に取っても大切な人なのだから。
そのような言葉を掛けて頂きました。
また、治療が始まる日が決まったら、必ず連絡をください。
その日のその時間に、皆でマントラを送りますから。
弟子として、この上ない言葉を頂きました。
गुरु guru という言葉には、闇を取り除く光明という意味があるのですが弟子が師匠に対して抱く気持ちに、この人に付いていれば間違いない。という自信を与えることが出来る人、そして人から慕われる大きな人間力のある人なのだと思いました。
どこぞのカルト教団で死刑囚をグルと崇めているようですが、間違ってもグルとは、恐怖や脅威で人を縛りつけたりはしないし、自分を神の如く崇めさせたりはしません。
その発する言葉一つ一つが温かさと厳しさとやさしさに溢れています。
もし、私が弟子を持つような人物になれたとしたら、わが師のような人物になりたいと思っています。(高望みかも知れないけど)(笑)
やさしい言葉を自然と使えるような人間力を身に付けられるように
精進して行きたいと思っています。