・・・何でこんな夢見ますかね。
はあ・・・取り敢えず、全伝達対象との
ことなので。

【私】は薄曇り天気で真夜中?
らしい中で、やたらとけばけばしい格好で
大きな犬耳の生えた人間?の一家が、
それはそれは大きな風呂敷包みを
重そうに背負って、二人?の子供を
それぞれに連れて逃げ出そうとしている
様子を家?の敷地の外から眺めていた。

やがて、その一家は真夜中?の
闇の中に紛れるようにして、そそくさと
足早に姿を消した。

・・・それから、どれだけの時間が
経っただろうか?
【私】は退屈過ぎて寝ていたらしい。
周りはすっかり夜が明けてしまって
いつの間にか朝になっていた。

欠伸をする気も起きないくらいに良く寝た
らしく、気分はスッキリしている。
眠気覚ましのついでにあの逃げた一家が
かつて住んで居た家の方を見てみた。

なんじゃこりゃ。
総面積のほとんどがガラス張りの家。
だが、装具と家具の方は不釣り合いな
までにきらびやかな物ばかりだった。

何か、アホらしくなって来たので、
早速、立ち去ろうとすると、今度は、
大きな猫耳を生やした人間?達が
少し遠くの方で井戸端会議をしている
らしく、同じく大きな猫耳着きの
【私】は、話している内容を容易に
聞き漏らさずに全て聞き取れた

何でも、行方知れずになってる
ある猫族の家を乗っ取って住んでいた
厚かましい犬の一家が、その猫族の
大事な神器を盗んで、夜逃げしようと
したんだが、元々、猫族の国に犬が
住んで居ること自体、有り得ない事で、
余りにも胡散臭さ全開で、ろくに
事情も説明しないまま逃げ出そうと
している様子が、いかにも怪しいので、
すぐ、その場に居た猫族が総掛かりで
一家を一人?残らず縛り上げて捕まえた。

すると、ヤツらが背負っていた
大きな風呂敷包みの中から、ある猫族が
持っていたはずの神器を始めとした
金目の物がどっさりと出て来た。
そして、駄目押しで、血痕の付いた
地下室の鍵が出て来た為に、大慌てで
犬一家を容赦なく締め上げて、その鍵の合う
扉の所在地を聞き出し、駆け付けると。
そこでは、行方知れずになっていた
猫族の一家が一人?残らず刺し殺されて
亡骸を晒していた。

そして、行方知れずになっていた一家が
死んでいた事と、神器を黙って盗み出し
それを秘匿したまま国の外に持ち出そうと
した事が決め手となり、直ぐに一家全員の
死刑が決定、三時間後に執行されたので、
結局、犬の一家は誰も生き残れず、
神器を盗み出しての夜逃げは
成功しなかった。

その事を、聞き流す風を装いつつも、
しっかりと聞いていた【私】は、
そんなの、悪どい真似をしたのだから、
自業自得で当然の結末だろう。
と、呆れながら、その場から
忽然と姿を消した所で目が覚めた。