櫻。この十一年に三度二人目のマイファーザーが死んで
お棺に入れられている夢を見ました。
( 二人目=養い親にあたる方です。
 気枯れで狂う前はとても優しくしていただきました。)

 その葬式場と言うのは奇妙な事に誰も居ないんです。
櫻とマイファーザーの亡骸の二人っきり。
そのたびに櫻は悲しくて悲しくて泣くのです。
そうしたらマイファーザーが起き上がって

【 俺は簡単に死なんきに大丈夫よえ。】

土佐弁は古語入りまくりで分かりにくいので
訳つけます。まだ幡多弁とかよりはマシでは
あるとはいえ県外の人にゃ翻訳きついので…。

(標準語訳=俺は簡単に死なないし大丈夫だから
 死なん=死なない 大丈夫よえ=大丈夫だから
 ちなみに同じ意味で”やきに”という方言もあります^^)

 …って言って笑うのですよ。それが何と一回目と二回目で。
三回目もやっぱり生き返ったのですが。
四回目以降は起き上がらずずっとお葬式やってました。
ちなみに起き上がらなかったのを含めると櫻が見た
マイファーザーのお葬式の夢は6回になります。

 六は蓋。双子の象徴。もしマイファーザーが双子だったら…。
ちなみにマイマザーのお葬式の夢は一回きりでしたが
マイマザー生前から霊感強い人だったらしく

 病院で死ぬ三ヶ月前に尋常小学幼年時代の友達が
迎えにくる夢を見ておりました。
( ちなみに彼女は昭和13年生まれで、
 マイファーザーは昭和15年生まれでした。
  …惚れて結婚した姉さん女房なので表向きは亭主関白でも
 その実、かぁちゃん天下なのは死後も変わってません☆)

 それまでの夢には中のお姉さん(三女さんだそうです)が
呼びに来てくれていたのですがこの一回だけはどこにも
お姉さんが居なかったそうです。この夢の話は櫻が相次いで
養い親を亡くすちょうど半年前に聞きました。