最近思うことがある。
怨霊って何だろうって事。

【 暖かくて気持ちいい。ありがとう。】

 そう言ってくれる優しい人なのに。
何であんなひどい死にかたしたんだろう?って。
僕はそのたびに物想いに耽り思考の海に沈む。

 どうして怨霊になったりしたんだろうね。
すごく不思議。まあ…人のことは言えない。
僕もかつては怨霊やった事もあるにはあるんだけど。

 でも…思い出そうとしてもね?
その二ヶ月間の事がどんどん薄くなってく。
僕はなんであんなに荒れていたんだろう?って。
生きてるからかな?二ヵ月後に生き返るまでの間は確かにいた。
悲しくて悔しくて喚いていた自分がちゃんと居たのに。

 ここで物思う僕はいったい誰?
こうして想いを吐き出すのはいったい何者?
それがぐるぐると頭の中をゆっくりと巡る。
まるで完成寸前で焦げ付かないように
ゆっくりとかき回してるカレーのように。

 それと一緒になってぐるぐる回る具は
怨霊って何だろう?って問い。なり方は知ってるんだけどね。
でも何で怨霊になる必要があるのかなって。

 今にも泣き出しそうな空の下。
白猫の考える由無し事(よしなしごと)。