…β40の坊や。あの子の召喚の件といい。
うちの白猫さんってとんでもない人だわ。
地球最強の妄想族。誰も邪魔できない。

多分私ですらも。
あまりに真っ直ぐ過ぎる。
憎む時も愛する時も本気だ。
自分の感情を出すのに嘘を吐かない。
だから、誰もあの人を止められないのだろうな。

本気で暴走したら。
…かの大魔神のようにすべてを操るのだろう。
私を蘇生した時のように。時空間すらも操って。
死んでしまうはずの運命すら書き換えるのだろう。

ああ…あの人なら必ず出来る。だって。
絶対に成功すると信じ切っていて。
一かけらも疑う事がないから。

私とは全く正反対の。
大事な半身。子供の魂を持った。
比類なき大魔法使い。

あの子なら。絶対に成し遂げて見せるのだろう。
どんな局面に立ったとしても。
満開の桜にも似た澄んだ笑顔で全てを癒して見せるのだろう。
全てを愛して全てを憎む。あの子ならば。

きっと。全て成し遂げ。
誇らしげに咲き誇るのだろう。