こんばんは、左斜め後ろからのいい女、さくるです。
「いい女」で思い出したのですが、21歳くらいのときに男性からいわれたことがありました。
「いくつになっても、ふるいつきたいいい女でいてくれよ」
ふるいつきたい?いい女???
いえ、言葉は知ってましたよ。
男の人がいってるのはどんな感じかも想像できましたけど、わたしがなれるもの?
そもそもなろうとしてなれるものなのかな、いい女。
若かったですからね。
自分とは遠い言葉だと思いました。
でも、言葉の主は、15歳のときにわたしを活字の世界に招いてくれた人でしたし、尊敬していましたから、その後ずっと心に残っていました。
「いくつになっても」って、ほんとに「いくつになっても」ってことですもんね。
もう忘れてもいいっていう期限がないんです。
なれるのかなあ、なろうとしないとなれないよねえ、でもどうしたら,,,
45歳のときにチャンスがやってきました。
『Grazie』という女性誌の45歳ターゲット別冊に関わることになったのです。
折り込みの文化ページを担当し、映画、音楽、オーディオ、本、旅行とセラピーの専門家に原稿を依頼しました。
セラピーの専門家として選んだのが安田隆さん。
波動についていちはやく本を書かれた方でもあります。
彼には人生相談ぽく質問をして答えていただく形の構成にしました。
質問がまるまるこれ。
「21歳のときに男性から『いくつになってもふるいつきたいいい女でいろよ』といわれました。24年経ちましたがいっこうになれる気がしません。どうしたらなれるでしょうか」
安田先生の答えはこうでした。
「鏡を見て、自分が考える男らしいポーズを取ってみてください。その男性が『いい女だな』と思う女性になればいいんです。メイクもファッションも彼が『いい女』認定してくれるように変えていきましょう」
これって、つまり、最近よくいわれる自分のなかの男性性と女性性の話ですよね。
自分の男性性が「いい女だな」と喜ぶ女性になればいい。
男性性と女性性のマリアージュ。
外に向かっても魅力的ないい女になるわけです。
安田先生のメソッドは的確で、時代を先取りしていたと思います。
近著はこちらです。
で、いい女メソッド、教えていただいた当時にもすぐ試みましたが、いまのわたしでやってみましょう。
わたしが考える男性の男らしいポーズは煙草を一服してちょっと唇から離して構えているところ。
ダンディなイギリス紳士です。
煙草吸ってないけど、ビル・ナイさんみたいな、そう、枯れ専ですからわたし(笑)
ビル・ナイさんが「いい女だな」と思う女性って...
清楚で色っぽい、アンビバレントな感じかな。
クラシカルなセーターを素肌で着こなす。
夏はワンピース。
メイクは濃くはないけど、ルージュはきちんとつけてる。
知性も感じたいだろうな...
鏡に向かって煙草をふかすポーズでビル・ナイさんになって考える。
思ったよりすらすら出てきます。
これからまた、目指してみよう、ふるいつきたいいい女。
「羽生さくるの文章教室」個人授業を開催しています。
4回でプログラムを構成しました。
各回120分の対面スクーリングです。
場所は都内のカフェなど、オンライン受講も可能です。
第1回 ライティングの基本とワーク
自己紹介文の準備
第2回 自己紹介文の添削・講評
800字エッセイの準備
第3回 800字エッセイの添削・講評
手紙の準備
第4回 手紙の講評
ライティングセッション
後日、ライティングセッションのフィードバックをお送りします。
受講料は1回の授業につき¥7,700円(税込)になります。
2020年11月より「羽生さくる文章教室カスタム」を開講しました。
ブログを始めて続けたい、エッセイをサイトで発表したい、インタビューの技法を覚えたい、など、ご希望に応じてオリジナルの授業内容を組み立てます。
受講は単発の1回から可能です。
受講料は1回につき¥11,000円頂戴いたします。
受講料は原則銀行振り込みでお願いいたします。
お申し込み後、授業のスケジュールが確定できましたら、口座番号をご連絡いたしますので、授業前日までにお振り込みください。
【お申し込み、お問い合わせ】
から、気軽にお寄せください。
「ライティングセッション」
「ライティングセラピー」
につきましても、こちらのメールフォームでお問い合わせをお願いします。
【受講生の方々へのお願いと免責事項】
文章の完成後に教室外で発表される際にはご自身の責任において読者の方々への十分なご配慮をお願いします。
教室外で万が一トラブルが生じましても、羽生さくるは責任を負いかねますことをご了承ください。