ノートにペンで「書き出す」ワーク。

自分の心と話をするために効果的な方法として、さまざまなセラピーやカウンセリングに採用されている。

ご存じの方、試された方、習慣にしている方、それぞれいらっしゃることだろう。

 

 

「ワーク」と思わず、ずっと前からノートに書いている、という方もいらっしゃると思う。

日記でそれをされている方も。

 

 

わたしは日記は書いたことはないが、中学3年生から高校2年の間に、一人のともだちと交換ノートを50冊書いた。

相手がいることで自分との対話にはなっていなかったが、その後のエッセイの文体を作る基礎になった。

「手で書く」ことの意味もこのときに染みこんだ。

考えていることや感じたことを素直に表せる「場」としての交換ノート。

そこに「手で書く」ことが大事だったのだ。

途中から二人の文字が似てきて、ぱっと見ただけではわたしが書いたのか彼女が書いたのかわからなくなった。

 

 

「羽生さくる文章教室」の最初の宿題。

 

1. 文房具屋さんにいって、お気に入りのノートとペンを見つける.

2. 時間ができたら、そのノートを開き、そのペンで「誰にも見せない文章」を書く。

 

 

「お気に入りのノートとペン」というところが重要だ。

ペンは自分の指の延長であって欲しいし、ノートは外付けの心として、あくまでも自分らしいものであって欲しい。

十二分に時間を掛けて「これでいい」ではなく「これがいい」ペアを選んで欲しい。

 

 

いまはSNSに書いたら即座に人に読んでもらえる。

インターネットにつながるデバイスさえあれば、アカウントという自前のメディアで読者を意識した文章を書くことができる。

ただ、その一方で、自分で書いて自分だけで読む文章を書く機会が少なくなっているように思う。

 

 

心にたまっていく言葉を書き出して自分で読むことを繰り返すと、自分自身とのつながりが強くなる。

それは文章を書く上でも大事なことだ。

さくるブログ文章教室の生徒さんたちにもぜひお勧めしたい。

 

 

「いま読んでくださっているのが夜なら明日、昼間ならきょう、文房具屋さんにいってみてください。

 たっくさんのペンとノートがあなたを待っています」

 



 

 羽生さくるの文章教室」個人授業を開催しています。

4回でプログラムを構成しました。

各回120分の対面スクーリングです。

場所は都内のカフェなど、オンライン受講も可能です。

第1回 ライティングの基本とワーク

    自己紹介文の準備

第2回 自己紹介文の添削・講評

    800字エッセイの準備

第3回 800字エッセイの添削・講評

    手紙の準備

第4回 手紙の講評

    ライティングセッション

後日、ライティングセッションのフィードバックをお送りします。

受講料は1回の授業につき¥7,700円(税込)になります。

また1回ずつの単発の講座もお受けいたします。

 

 

受講料は同じく¥7,700円(税込)です。

 

【受講生の方々へのお願いと免責事項】

 

文章の完成後に教室外で発表される際にはご自身の責任において読者の方々への十分なご配慮をお願いします。

教室外で万が一トラブルが生じましても、羽生さくるは責任を負いかねますことをご了承ください。

 

 

【お申し込み、お問い合わせ】

 

madonnalily222@gmail.com

まで、お気軽にお寄せください。

 

 

「ライティングセッション」

「ライティングセラピー」

 

につきましても、こちらのアドレスにお問い合わせをお願いします。