プライベートの人生は前回まででいちおうゴール。

きょうは仕事について、ここ12年の流れを。

 

 

47歳当時、わたしは娘が通う小学校のPTA会長を務めていた。

副会長になってくれた保護者はある交流会の代表者だった。

わたしの仕事を聞いた彼にプッシュされわたしも会員に(そういう魂胆だったのか)。

しかし、そのおかげでライティングコンサルを始めることができた。

 

 

最初は外国人女性セラピストの携帯サイトのテキスト作成。

その後、営業マンと組んでビジネスブログの代行執筆を始めた。

HP制作会社の女性社長にも依頼され同じくある企業の社長ブログの代行執筆を開始。

この方とのご縁とブログは、現在まで続いている。

 

 

地元でレンタルスペース『リトマス』を経営する東希美子さんははかつての幼稚園のママ友だった。

彼女は女性起業家の支援と教育を行っている。

セミナーの一環としてわたしに文章教室を開催して欲しい、と声を掛けてくれた。

起業には必ず必要になるプロフィールの書きかたを講義しましょう、ということになった。

 

 

これが最初の「羽生さくる文章教室」だ。

4年前の初春だったと思う。

 

 

その年、友人が開いている勉強会でコーチの高安成帆さんと知り合う。

高安さん主宰の『女子ときどき姫コーチの会」では3回文章教室講師として登壇させていただく。

また彼女の紹介で武蔵野プレイスという小金井市の図書館の青少年教育プログラムで中高生の夏休み文章教室を任されたこともある。

さらに今年の春には、高安さんが男性コーチを集めて開いた『殿コーチの会』でも文章の書きかたを講義した。

 

 

わたしの文章教室は東さんと高安さんという、アクティブでアトラクティブな二人の女性のおかげで形になった。

心から感謝している。

 

 

ちょうど2年前のいまごろは、国立市の「一藝塾」という社会教育の企画で文章教室を担当していた。

5回のプログラムを、88歳の男性と女性、77歳の女性、50歳の女性が完走。

それぞれが800文字のエッセイを完成させ、市民文化祭に掲示で参加もした。

 

 

この開催によって、わたしの生徒さんは「14歳から88歳まで」の年齢の幅を持つことになった。

全員に同じ内容の講義をして、全員が800文字のエッセイを完成させていることを誇りに思う。

昨年からは個人授業も始めて、現在はオンラインでも受講していただいている。

 

 

ブログの代行執筆も、講義主体と思われるであろう文章教室の指導も、わたしの仕事の基本はインタビューである。

クライアントの話を聞いて書く、生徒さんの話を聞いて文章の調整をする。

ゴーストライターや赤ペン先生とわたしの仕事に違いがあるとしたら、わたしは自分をほぼ空っぽにして徹底的にクライアントや生徒さんの話を聞くということだと思う。

 

 

この特性を生かそうと思い立ち、単発のインタビューをテキスト化するサービスも始めた。

「羽生さくるライティングセッション」だ。

 

 

2時間じっくり、というかみっちり、お茶を飲みながらインタビューして、その内容を後日テキストにして送付する。

クライアント自身にチェックを入れてもらって、決定稿を作成して納品だ。

その文章をたびたび読んでは噛みしめるクライアントあり、何回かに分けてSNSに投稿する方あり、自己紹介文としてHPに載せる方もあり。

完成後は自由に活用していただいている。

 

 

また、文章教室の推敲指導で「自分をまるごと肯定してもらった」と喜んでくださった生徒さんの言葉から、

「羽生さくるライティングセラピー」もメニューに加えた。

2回のインタビューで深い部分まで掘り下げながら、自分についての文章を完成させるセッションだ。

一人で書く過程と、わたしといっしょに推敲していく過程で、自己肯定感を上げることを目指す。

 

 

ルーマニア出身の女性セラピストの自宅で、小さな姉弟をあやしながらインタビューして携帯サイトを作ったあの日から12年。

編集者としてのスキルを、個人向けにカスタマイズして提供することは、わたしにはとても面白い仕事の一つだ。

 

 

さらには、人生の経験を重ねたことで多少は広がったと思える懐でクライアントを受け止めて、いっしょに言葉を探す。

それが心を軽くしたり、明るくしたり、過去を振り返り、現在を知り、未来を見晴らす「よすが」になるとしたら。

文章を書きつづけてきて、言葉とともに歩きつづけてきて、ほんとうによかったと思う。

 

 

 

 

 

 

 羽生さくるの文章教室」個人授業を開催しています。

4回でプログラムを構成しました。

各回120分の対面スクーリングです。

場所は都内のカフェなど、オンライン受講も可能です。

第1回 ライティングの基本とワーク

    自己紹介文の準備

第2回 自己紹介文の添削・講評

    800字エッセイの準備

第3回 800字エッセイの添削・講評

    手紙の準備

第4回 手紙の講評

    ライティングセッション

後日、ライティングセッションのフィードバックをお送りします。

受講料は1回の授業につき¥7,700円(税込)になります。

また1回ずつの単発の講座もお受けいたします。

 

 

受講料は同じく¥7,700円(税込)です。

 

【受講生の方々へのお願いと免責事項】

 

文章の完成後に教室外で発表される際にはご自身の責任において読者の方々への十分なご配慮をお願いします。

教室外で万が一トラブルが生じましても、羽生さくるは責任を負いかねますことをご了承ください。

 

 

【お申し込み、お問い合わせ】

 

madonnalily222@gmail.com

まで、お気軽にお寄せください。

 

 

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につきましても、こちらのアドレスにお問い合わせをお願いします。