さくるライティングメソッドでは、4つのことを以下の順番で決めてから書き始めます。
① 誰に向けて書くか。
② どんな気持ちを伝えたいか。
③ どんなモードで書くか。
④ なにをテーマに書くか。
小学校から書いてきた作文ではテーマが先にありましたね。
「きょうの作文のテーマは自由」と先生がおっしゃるのも「先」には違いありませんでした。
原稿用紙の最初に「遠足の思い出」と書いて、名前を書いてから文章を書き始める。
「社会見学」でも「運動会」でも「母の日」「父の日」「夏休み」「敬老の日」「お正月」も同じ。
それらについて、なにを書けばいいかなあ、と考えて書いていました。
作文からレポート、論文、エントリーシートに本人が成長していっても、テーマが先、考えるのはそこから。
文章とは「課せられたもの」というイメージはどんどん堅固になっていったかも知れません。
しかしいま、わたしたちは十分に大人です。
仕事上書かなければならないメールや文書はあるとしても、私的な文章も好きなだけ書いていいのです。
私的な文章を、自由に、自分らしく。
そのときにはぜひ、さくるライティングメソッドを試してみてください。
文章を届けたい相手を決めて、伝えたい気持ちを決めて、親しさのモードを決めて、テーマを決める。
100%自分の発想で書く自由さと楽しさに触れていただければ幸せです。
「羽生さくるの文章教室」についてのお問い合わせとお申し込みは
からいつでもお気軽にどうぞ。
