きのうの文字数についてのブログをFacebookでシェアしたところ、

文章教室の男性の生徒さんから

 

「Facebookでは読者の負担を考慮して『もっと見る』が出ない長さに書いています」

 

というコメントをいただきました。

「もっと見る」ってなんだっけ、と考えてしまうさくる先生。

 

 

あ、そうだった。

Facebookの投稿のボックスでは、文章が長くなると「...もっと見る」でいったん終わりになっちゃうんだった。

読者が「...もっと見る」をクリックしないと先が読めない。

生徒さんは、その手間をかけさせないように「...もっと見る」の手前で文章をまとめるのね。

 

 

簡潔に書く練習になるのはとてもいいと思います。

「...もっと見る」をクリックしてみたら、すっごく長くてたじろく、ということもなくもないし(汗)

(わたしもそれをときどきやってしまうし。汗)

 

 

ただ、自分がいま書きたいことを書いたらちょっと長くなりそうだな、と感じるなら、

「...もっと見る」のことはいったん忘れていいと思います。

つまり書きたいことを最優先。

 

 

書きたいことに集中して、読者に伝えたい気持ちを素直に表すならば、

読者は思わず「...もっと見る」を押してくれるはず。

僕の文章のためにクリックして長い箱を開けるのは面倒だろうなあ...

なんて気を遣う必要はありません。

読者を信じて長く書いてもいいのです。

 

 

そんな気持ちをこめて、いただいたコメントにレスをつけていたら、

コメント欄に「...もっと見る」が出てしまいました(笑)

 

 

それに、Facebookの「...もっと見る」は気まぐれです。

きっちり決まった文字数で出るわけではないらしい。

それだときのうお話した「決まった文字数で書く」練習とはちょっと違ってしまいますね。

 

 

Facebookはもう一つ使い勝手がよくないところがあります。

長くなったときに、改行して一行空けたいと思っても、そこを詰められてしまうことがあります。

うわー、字がいっぱい、になってしまう。

 

 

告知やちょっとしたシェア以上に、書きたいことが出てきたら、

他のメディアを使うのもよいのではないでしょうか。

わたしは、自分の好きなものやことについて書くのにはnoteを使っています。

レイアウトがすっきりしていて、テキストをさらっと読んでもらうのに適していると思います。

 

 

短くても、長くても、自分らしく、楽しんで書いてくださいね。

読者を信じる気持ちも大切。

あなたの文章を待っている人がきっといます。

 

 

 

 

 

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