小学校や中学校の作文の時間。
どんなふうに過ごされていましたか。
遠足や運動会が終わると国語の授業で必ずといっていいほど書かされましたよね。
「遠足の思い出」
「運動会の思い出」
母の日、父の日、敬老の日は、それぞれおかあさん、おとうさん、おじいさんおばあさんに宛てた作文。
読書週間には読書感想文。
これといった行事がないときに「テーマは自由」というのもありました。
この「自由」に困りませんでしたか。
「なに書いたらいいんだろう」と考えているうちに時間がどんどん経ってしまう。
書いては消しゴムでごしごし、書いてはごしごし。
ため息が出てきますね。
「作文苦手」と思ってしまうのも無理はありません。
国語の授業や先生方を批判するのはやぶさかではありませんが、
「テーマは自由」にするなら、それ相応の手当てが必要だと思うのです。
最近なにか気になっていることはある?
いま面白いと思っていることはなに?
やってみたいことあるかな?
頭にきちゃったことある?
すごくうれしかったことは?
くやしい思いをしたことあった?
わたしが先生だったら、聞いてみたいことがたくさんあります。
その子の心のなかにある言葉。
作文はそれで書くものだから。
「作文苦手」と思ったまま大人になったみなさんにも、同じ質問をしたいと思います。
最近なにか気になっていることはありますか?
いま面白いと思っていることはなんでしょう?
やってみたいことありますか?
頭にきちゃったことあるでしょうか?
すごくうれしかったことは?
くやしい思いをしたことありましたか?
出てきた言葉をまずそのまま書いてみてください。
そこから広がるものがあるでしょう。
そしたらまたその言葉を書く。
次も同じように。
言葉によって引き出された言葉を書いていくのです。
「テーマは自由」なら「書きかたも自由」。
それは、自分のなかにだけある「自由」です。
自分から出てきて外に広がっていく「自由」。
いつからでも書ける「自由作文」。
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