L.A.に滞在して2週間が経った。
そして思った。


L.A.に移住したい。


そう思えるほど、非常に楽しい。

今まで、幾つかの国や都市を訪れたが、「移住したい」と思えたのは、今回が初めてだ。



L.A.サイコー!!!


いや、こう思えるのは、L.A.が良いというよりも、もしかしたら僕の精神状態に原因があるのかもしれない。
日本での僕の人生は、糞にまみれているから。
現実の悲惨さから解放されているが故の悦びなのかもしれない。

実は、高校1年の頃にもL.A.を訪れているが、その時は全く魅力を感じなかったし。



いや、あるいは僕の成長に起因するのかもしれない。
若い頃は、未だ、現実と非現実の区別が曖昧だったから、何が「珍しい」のか、何が「素晴らしい」のか、が判別できなかったのだ。
今年で30知っとるけのけになった今の僕だからこそ、「珍しいもの」「面白いもの」の判別ができるようになり、やっとL.A.の魅力に気づいたのかもしれない。



以上に加えて、
単純に、今回のガイドさんが素晴らしいというのもあると思う。
今回のガイドさんは、僕のbrother-in-law、つまり、僕の姉の旦那さんなのだが、
この人が、リッチマンな上、優しく男気もあるというなかなかの人物(そういうわけで、ガイドさんではなくホスト、というべきか)。
この人に連れて行ってもらうL.A.旅行は、ツアー旅行なんかと全然違う楽しみがある。
単に観光名所を巡回するのではなく、その観光スポットでどう遊ぶかまで教えてくれるし、本や雑誌に載ってない穴場スポットを教えてくれたり、L.A.の友人を紹介してくれたり(さらに、BBQパーティや、brother-in-lawの親戚の子供の誕生パーティーでも、色んな人に会えるみたい)…凄く楽しい。
また、毎晩のように高級料理に連れて行ってもらえるし、ヨセミテやベガスへの小旅行で宿泊するホテルも一流だし、映画館も1ランク上だったり…、最高だ…。



いや、こんな風に言ってしまうと、「そりゃあ、そんな最高なおもてなしをされたら、誰だって楽しいだろう。だが、移住するとなれば、ちゃんと独立して生活しなければならない。旅行が楽しいからといって、移住したいというのは飛躍しすぎではないか」という批判をされてしまうだろう。


それは勿論正論なのだが、ただ、しかし、L.A.自体も最高の街なのだ…。

①まず、気候。スッゲー乾燥してる…。だがソレがいい。
最高にカラッとしていて、気持ちがいい。部屋干しでも全く臭わない。
日本のあのジメジメ感を思うと、正直帰国する気が失せる。

②蚊が少ない。①のおかげか、不快な虫がいない。
それゆえ、半袖半ズボンで公園に出かけて、心地よく芝生に寝っ転がれる。

③自然が豊富。海もあるし、山もあるし、グリフィスパークは馬鹿デカいし、ヨセミテは近いし、リスや鹿は普通に見れるし、自然は非常に多い。

④なんといっても、やはり自由。
例えば、今、何も予定のない日は、brother-in-lawの経営するカフェで働かせてもらっているのだが(英語andカフェ経営の勉強のため)、働く際は、ピアスOK、ヒゲOK、タトゥーOKと、まぁ見た目に関しては自由。まぁ、これは、L.A.というより、「アメリカが」自由というべきだが。
日本と比べると、自由度は様々な点で高い。

⑤住む人の魅力。
色んな肌の色の人がいて、色んな人種がいて、見ていて飽きない。
また色んな価値観が存在しているから、理解し合うのが楽しみになる。
その一方で、みな優しく寛容で頭がいい(根拠をデータで示すことはできないが、一人当たりgdpでみれば、日本が3万6千ドル、アメリカがその1・5倍の5万4千ドルであることから、日米の国民一人当たりの能力差も推測できよう)。

⑥行政府の決定力。
入国審査が完全に自動化されていた。
機械がパスポート情報を読み取り、指紋を採取し、カメラが顔の前まで寄ってきて写真を撮る。
このシステムにより入国審査は非常にスムーズだった。
日本の無力な行政府では、こんな目新しい技術を用いたシステムを導入することはないだろう。
こうした最先端のシステムが導入される国で暮らすのは、どれだけ便利だろうか。

⑦単純に、俺がモテる。
リトル東京の日本人・日系人には、僕がどうやらイケメンに見えるようで、「凄くカッコいい」「俳優さんかと思った爆」などと言われた。
普段は、あまり見た目のことを言われても嬉しくはないが、ここまで褒められるとさすがに嬉しくなってくる。
バリ(インドネシア)でも、超絶イケメンだといわれたので、ひょっとして僕は、海外でモテるのか?
なお、白人・黒人・ラティーナにもモテるかは不明。



そんなこんなでL.A.は、少なくとも僕にとってはいいトコなのだが、一つ問題がある。
それは、米国永住権を取得するのはなかなかに難しいということ。
手っ取り早いのは、米国籍の女性と結婚することだが、そんな手段は取りたくない。
そうすると、永住権を取得するには、僕が立派な人間になって、「僕に永住権を与えればアメリカに利益がありますよ」ということを証明する必要がある。
そこで、やはりまずは、①日本の司法試験にパスし、②日本での塾経営を成功させ、③カリフォルニア州のBar Exam(弁護士試験)にもパスしなければならないだろう。
40歳くらいまでには移住したいなぁ。

やるぞ!


最後になるが、いい歳したニートに対して、こんな素敵な旅行をプレゼントしてくれた姉夫婦には、言葉では言い表せないほど感謝している。
姉夫婦には、必ずいつか恩返しすることを、ここに誓いたいと思う。