東京コーンは続伸。週明けのシカゴが米農務省(USDA)の月例報告発表前で小動
きとなったことや、為替も1ドル=91円台前半で小動きとなったことで、寄り付きは
小幅まちまちとなった。そのあとシカゴの夜間取引が軟調に推移していることに圧迫さ
れる場面もあったが、後場では期先から上げ幅を拡大した。
 大引けの前営業日比は、20~550円高。
 東京大豆は、大幅続伸。日本時間に入ってから円高に振れたことや、夜間取引が小安
く始まったことから、反落して寄り付く限月が目立った。しかし、前日に唯一急落して
いた一般大豆の2月当限が、下げ幅以上の急反発となり、夜間取引もプラスを回復した
ことから、他の限月でもあすの祝日休場を控えたポジション整理で買いが優勢となり、
軒並み大幅高となった。
 前日比は、一般大豆が850~1510円高、Non大豆は650~1170円高。
 東京小豆は、総じて急反発。あすの休場を控えたポジション調整で買い戻しが優勢と
なった。寄り付きは、期中高も先限に大手筋の乗り換えとみられる売り物があり、7月
限は続落して始まった。ところが、前2節以降は商いが閑散化するなか、寄り付きの期
中高の買い戻しが7月先限でも優勢になり、反発指向となった。後場寄りにまた、まと
まった乗り換えの売り物が出たものの反落せず、7月限が一段高したこともあり、他の
限月も追随して値を伸ばした。
 前日比は、2月当限の変わらずを除いて140~280円高。
 東京粗糖は総じて続伸。9日のニューヨーク粗糖の続伸、大豆、コーン高を背景に期
中から期先は買いが先行し、しっかり。前日の高値が抵抗線となり、一時伸び悩んだも
のの、終盤に先限が3万1240円まで上昇し、3月限として一代の高値を更新した。
5月限は約定していない。
 前営業日は580円安~550円高、推定出来高は549枚。
 東京コーヒーはアラビカが総じて続伸、ロブスタはまちまち。アラビカは、為替が1
ドル=91円台前半で小動きとなるなか、週明けの海外市場でニューヨークが上伸した
ことで、期近3月限を除き堅調に推移した。ロブスタは期近2本が軟調、期先が堅調に
引けた。

 大引けの前営業日比は、アラビカが50円安~330円高。ロブスタは290円安~
280円高。コーヒー指数は79ポイント安~20ポイント高。
 推定出来高は、アラビカが316枚。ロブスタは55枚。
                    終値   前日比
   ロンドン・ロブスタ   2009/ 3     1655      -   10
               2009/ 5     1668      -   12
                           2009/ 7     1678      -   17

 ニューヨーク・アラビカ    2009/ 3  121.40      + 1.85
                2009/ 5  123.55      + 1.80
                2009/ 7  125.75      + 1.80
---------------------------------------
 ロンドン・ロブスタは反落。終値の前営業日比は、期近2本が12~10ドル安、そ
の他の限月は19~13ドル安。3月限は、終盤はニューヨーク高に追随し、1週間ぶ
りの高値圏へと上昇したが、引け際には戻り売りに押された。

 ニューヨーク・アラビカは続伸。終値の前営業日比は期近2本が1.80~1.85
セント高、その他の限月は1.60~2.05セント高。3月限は、対ユーロでのドル
下落を好感するなか、テクニカル主導の動きやポジション絡みの動きなどにも支えられ
ると、一時、1月29日以来の水準へ急上昇した。
 
ニューヨーク粗糖(ICE)
                  帳入値   前日比
                      2009/ 3       13.28     + 0.16
                      2009/ 5       13.56     + 0.14
                      2009/ 7       13.62     + 0.12
---------------------------------------
 ニューヨーク粗糖は、総じて続伸。終値の前営業日比は、期近2限月が0.14~
0.16セント高、その他の限月は0.01セント安~0.12セント高。ドル下落や
オーストラリア北東部の洪水による減産見通しなどを背景に、3月限は一時、昨年10
月2日以来の高値を付けた。
 大 豆     2009/ 3  1002.00  セント     +  1.00
                 2009/ 5  1007.50  セント     +  1.50
 コーン     2009/ 3   377.50  セント     +  0.25
                 2009/ 5   388.00  セント     +  0.50
---------------------------------------
 大豆は期近が堅調、コーンは総じて堅調。
 大豆の終値の前週末比は、期近2限月が1.00~1.50セント高、その他の限月
は3.00セント安~2.50セント高。3月限は堅調。戻り売りが先行したあと、ア
ルゼンチンの高温・乾燥予報やドル安・原油高、南米生産高の下方修正観測、中国向け
の大口成約で金曜の高値を突破したが、需給報告を控えた整理売りで上げ幅を削った。
 コーンの終値の前週末比は、期近2限月が0.25~0.50セント高、その他の限
月は変わらず~2.00セント高。3月限は堅調。売りが先行したあと、大豆・小麦の
急伸やドル安・原油高、強気のテクニカルをはやして金曜の高値を突破したが、大豆の
反落や期末在庫の引き上げ観測による玉整理売りが優勢になり、上げ幅を吐き出した。
ニューヨーク原油(NYMEX)
                 終値   前営業日比
原油                  2009/ 3    39.54     -  0.63
           2009/ 4    45.77     -  0.38
                     2009/ 5    48.64     -  0.21

ヒーティングオイル   2009/ 3   135.23     -  0.75
                     2009/ 4   135.93     -  0.55

改質ガソリン       2009/ 3   124.59     -  0.48
                     2009/ 4  133.83     -  0.09
---------------------------------------
 ニューヨーク原油は、期近のみ下落。終値の前営業日比は、期近2限月が0.63~
0.38ドル安、その他の限月は0.23~0.18ドル安。序盤は対ユーロでのドル
下落を背景に大きく上昇したが、期近は前週末の高値を上抜けず、中盤以降は戻り売り
に転じた。

 石油製品は、期近が続落。原油同様の動きとなるなか、ヒーティングオイル期近は1
週間ぶり、改質ガソリン期近が昨年11月14日以来の水準へ上昇したが、序盤以降は
一転してほぼ一本調子で下落した。
                始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
     2009/ 3     375.00      383.00      372.50      377.50      + 0.25
     2009/ 5     385.50      393.00      383.00      388.00      + 0.50
     2009/ 7     396.50      403.50      393.50      398.50      + 0.75
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物        未入電         210,648          831,867 (-  1,186)
   オプション     未入電          50,726        1,322,288 (+ 10,528)
 注:海外市況に記載の4本値は、各商品の相場表と異なる場合があります。特に最近
は、当該取引所から電子取引を含む高値、安値の訂正・修正が頻出しています。市況送
信の際は細心の注意を払っていますが、最新の4本値は相場表でご確認ください。
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*米農務省発表の週間輸出検証高(2月5日までの一週間)
 コーン:2881万7000Bu(事前予想:未入電)
 小 麦:1904万8000Bu(事前予想:未入電)
*米気象庁発表の6-10日予報(2月15日-19日)
 コーンベルト西部の気温は平年並み、雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部は気温・雨量ともに平年並み。
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 コーンは総じて堅調。終値の前週末比は、期近2限月が0.25~0.50セント
高、その他の限月は変わらず~2.00セント高。3月限は堅調。売りが先行したあ
と、大豆・小麦の急伸やドル安・原油高、強気のテクニカルをはやして金曜の高値を突
破したが、大豆の反落や期末在庫の引き上げ観測による玉整理売りが優勢になり、上げ
幅を吐き出した。
 中心限月の3月限は、時間外取引を377.25~372.50セントのレンジで推
移し、前週末比0.25セント安の377.00セントで引けた(出来高は5022
枚)。戻り売りが先行したあと、大豆の反発に追随して地合いを回復したが、明日の需
給報告で期末在庫の上方修正が予想されることからプラスに浮上できなかった。寄り付
き予想は変わらず。

 立会いは、時間外取引の高値を上回って寄り付いたあと、375.00セントまで押
されたが、投機買いで切り返して金曜の高値(380.75セント)を突破した。大豆
や小麦の急伸、ドル安や原油高が支援材料となり、50日移動平均(377.7セン
ト)や10日移動平均(379.2セント)を抜き、383.00セント(5.75セ
ント高)まで上値を切り上げた。利食い売りで378.50セントまで押されたあと、
買い戻しで持ち直したが、序盤の高値を試す勢いはなく、期末在庫の上方修正が予想さ
れることから玉整理の売りが優勢になって上げ幅を吐き出した。

 寄り付き前、米農務省は韓国向け10万トンの成約を発表した。

 寄り付き後(中部時間午前10時)、米農務省が発表した2月5日までの週間輸出検
証高は2881万7000Buで、前週改定値(2833万Bu)から増加した(事前
予想は未入電)。今市場年度(9月~8月)累計は6億7783万Buで、前年同期の
11億2467万Buを39.7%下回った。主な成約先は日本1587.8万Bu、
メキシコ390.0万Bu。米農務省の年間輸出見通しは17億5000万Buで、前
年比28.2%減少。
 フリーズ・ノーティス社の南米の天気概況及び予報は以下の通り。
 ブラジルのリオグランデ・ドスル州は、再び土壌水分が不足し始めた。同州は過去
10日間、ほとんど雨が降っていない。ただ、同州は水曜、13~38ミリの雨が降る
だろう。他の地域の土壌水分は良好だ。
 アルゼンチン産地は先週末、予想通り乾燥した天気で、最高気温は27~32℃だっ
た。モデルの予想が一致し、今週初から週央にかけて、コルドバ州、ブエノスアイレス
州北部、サンタフェ州南部に13~25ミリの雨が降るだろう。その後4~5日間は雨
が降らず、最高気温は週末には33℃に達するだろう。週末は再び雨が降りそうだが、
雨量に関してはモデルによる違いがある。
 本日のファンドの手口は、推定2000枚の買い越し。本日引け後のファンドの建玉
は、推定2万4000枚の買い越しに拡大した。ニューエッジ5月限買い/3月限売り
1000枚、テンコ5月限390セント・コール400枚買い/360セント・プット
800枚売り、FCS5月限310セント・プット買い/3ドル・プット売り/320
セント・コール売り各300枚。

 小麦は急反発。終値の前週末比は8.00~9.00セント高、中心限月の3月限は
8.00セント高の565.00セントで引けた。