この1年間でコロナよりよっぽどやばかったモノ。 | プロボクサー中野敬太ブログ~九州男児 大和伝~

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プロボクサー中野敬太の日常を綴るブログ。

ゴールデンウィーク。

 

 

気づいたら、

このブログも1年間更新が止まっていた…。

 

 

思いたったは吉日。

 

 

せっかくだ。

 

 

この機会にこの一年、中野敬太が何をやっていたのかをツラツラと書いていこうと思う。

 

 

ちょうど一年前は、

一回目の緊急事態宣言で世の中がどうしようもない状態だった。

 

 

 

幸い、

専業プロボクサーとしての活動に見切りをつけ、活動の幅を広げていた。

 



 

もし、あのまま専業プロボクサーを続けていたら…。

 

 

しかし、

そうは言っても社会がこの状態では何をやるにも、厳しい現実が待っている。

 

 

KN-LINK BOXING CLUB

 

2019年12月。

 

独立の第一歩としてはじめた事業。

 

 

KN-LINK BOXING CLUB

 

 

これは、

地域に根ざしたボクシングスクールだ。

 

 

コンセプトは、

 

 

【ボクシング✕教育】

 

 

特定の場所にジムを構えずに、

地域で身近に通える場所でボクシングのレッスンを行う。

 

 

子どもたちの習い事の一つとして、ボクシングを育ててみたかった。

 


 

これに取り組むきっかけはいろいろあるが、

やはり子育ての経験が大きいと思う。

 

 

千葉に移住してしばらくは、

 

 

主夫になって、子育てにフルコミットすると決めていた。

 

 

 

やるからには、徹底的に。

 

 

 

いくつもの専門書籍に目を通し、

実際に子どもたちとの関わりの中で、さまざまな発見と気づきがあった。

 

 


 

そこから、

どんどん活動はエスカレートしていく。

 

 

Soltilo GSA Internatinal School 

 

 

今度は、

海浜幕張にあるインターナショナルスクール。

 

 

Soltilo GSA Internatinal School 

 

 

ここに飛び込んだ。

 

 

コンセプトに、

 

 

【スポーツ✕英語】

 

 

を掲げる、なかなか個性的な保育園。ここの主催者は、サッカー日本代表の本田圭佑だ。

 

 

ここに飛び込み、

教育とボクシングの親和性をアピール。

 

 

そして、

カリキュラムに週一回ボクシングのレッスンを作ってもらった。

 


 

未就学児へ、

年間を通してカリキュラムを組んで、ボクシング指導などもちろんやったことはなかったが…

 

 

「そもそも、他にもそんなことやっている人いるのか?」

 (もしいたら紹介してください!!いろいろ教えて欲しい!!)

 


じゃあ自分でその道を作ればいい。

 

 

コロナより大変だったのは実力不足。

この一年は、

独立して自分で事業を運営しながら、講師としてカリキュラムを作りレッスンを行う。

 

 

すべて初めての経験ばかりだった。

 

 

確かに、

コロナウィルス感染拡大はとんでもなくインパクトがあったが…。

 

 

自分自身、

それよりも自分の未熟さと実力不足のほうが大きな問題だった。

 

 

 

運営するスクールでは、

集客の仕方は分からない。パソコンも使えない。チラシも作れない。お金の使い方も分からない。

 


分からない!できない!


 

の連続…。

 

 

コロナとか関係なく、すべてがスムーズには進まなかった。

 

 

 

講師としての仕事も、

生徒たちへの接し方、叱り方。カリキュラム構成など、手探りが続いた…。



 

うまくいかないのは当然。大事なのはどう改善するか。

 

ただ経験として、

はじめからうまくいくはずはないというのは分かっていた。
 
 
自分はとりわけ優秀でもなく。特別な才能があるわけでもない。
 
 
 
それは、ボクシングを通して嫌というほど経験してきた。
 
 
目の前の問題一つずつと向き合い、根気強く解決していった。
 
 
いよいよ夏も本格的になりそうだという頃。


少しづつ、スクールにも人が集まりはじめた。
 
 

1年間走ってきて。

 
1年間、
こんな感じで試行錯誤を続けていきながら、少しづつではあるが前に進んでいる。

 
 
Soltilo GSA Internatinal Schoolとの契約は更新され、
 
 
また一年、同じ環境でボクシングクラスをやらせてもらうことになった。
 
 
保育園のカリキュラムにボクシングが確立されたきた。結構これはなかなか革命的なんじゃないかと思っている笑
 (この子たちの将来に期待!)

 
そして運営するボクシングスクールは2校目も立ち上がった。

1校目にいたっては、定員オーバーでクラスの拡張まで進んでいる。


 
 
ボクシングが、
地域の習い事として住民の方々に受け入れ始めてきている。
 

 

デカトロン

 
幕張に昨年オープンしスポーツチェーン。
 
 
デカトロン
 

 
 
まだ日本に進出したばかりで、日本での知名度は今ひとつかもしれないが…。
 
 
グループ全体での売上高が1兆円を超し業界1位にもなっている、超巨大なグローバルスポーツメーカーだ。
 
 
 
たまたま、
デカトロンの近くを通りかかったとき、展示用のマネキンがボクシンググローブを着けているのを発見した。
 
 
得意の好奇心が、爆発してしまい!
 
 
店員に、
 
 
「ボクシングやるのなら、僕力になれると思いますよ!」
 
 
そこから話が急ピッチで進み、デカトロンとタイアップすることになった。
 

 
 
よくよく考えれば、
 
 
Soltilo GSA Internatinal School と契約したときもそんな感じだった。
 
 
なんか面白そうだと思うことには、とりあえず突撃して提案してみる。
 
 
もちろんうまくいくことばかりではないけど、
少なくと可能性がある方に進んでいったほうがいい。
 
 
そんな感じで、中野敬太はタフに生きています!