- ヒストリエ(1) (アフタヌーンKC)/岩明 均
- ¥560
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この作品の見所は、作風。本作の作者は独特な色合いを持った作品を創造する方で、前作『寄生獣』でも淡々としたセリフ進行の中に急激な展開を入れてきたりと、単純な物語の中に不可解なエンターテイメント性を混ぜてきます。その不可解さは、馴れないうちだと「ヘタクソなのか?」なんて勘違いしたりもしますが、2巻3巻と読み続けて行く内に「ばーーっかじゃねぇの!?」と叫んでいる自分に気づくことでしょう。
お気に入りのシーンは「ばーーっかじゃねぇの!?」です。ネットでもそのシーンだけは有名であると思いますが、何故「ばーーかじゃねぇの!?」と言ったのか、そこには実に悲しいお話があるのです。そして、その「ばーーっかじゃねぇの!?」のおかげで、ペルシャ帝国が生まれたりするのです。是非とも読んで真実を確かめてください。
ハルパゴスさん……そりゃそう言いたくもなりますよね……
学べたところは、セリフの妙ですね。これはですね、実に高度なテクニックというか、固有スキルというか、平坦な所にいきなりフジヤマが出来るくらいインパクトの強い物をぶっ込む手法でして、分かっているけど真似してみたら「駄作じゃねぇの!?」とハルパゴスさんにゲロを吐きかけられること間違いないもので真似できません。本作は学ぶというより感じることですね。そして、ただ楽しむのが一番。
ばーーっかじゃねぇの!?度 ☆☆☆☆☆
――息子の肉がうまいかって…………?――