先日のブログで

次回はソール貼り替えを

と書きましたが、


凸凹が直らないのでこちらを先に。
忘れがちですが、元々は凸凹を直す話だったんです。カビのインパクトが強過ぎました。

革靴の凸凹については色々なブログで直し方が紹介されてます(検索サイトで“革靴 凹凸”で調べたら結構出てきます)ので、併せて見て頂くと良いかもしれません。

まず全体の流れですが以下の通り。

 ①リムーバーで汚れを取る
 ②全体を水気を含んだタオルで包む
 ③陰干しで乾かす
  (この時点で凸凹は治ります)
 ④ガサガサになった革靴のケア

では、順を追って。

①乾いたらリムーバーで汚れを取る
 →入念にやります。側面下部も忘れずに

  ただ、今回は既に丸洗いをしているので
  この工程はカットします。

②全体を水気を含んだ布で包む
 →娘の肌着を使ってます。
  ちゃんと密着するので便利です

  先端以外にも凸凹になっている事が
  ありますので、全体を包みます。


  布と靴が密着するように巻きます。

  一点、“水気を含んだ”の程度ですが、
  全体を水に濡らした後、私は80%固絞り
  をイメージしてます。

③陰干しで乾かす
 →ずっと日陰で風通しが良く、となると
  基本ベランダです。

  乾いたら(大体一晩)タオルを取れば
  直ってますが…


…直りませんでした。

長い事放置されていたからでしょうか。それともやり方がまずかったか…(いつもはこれで直るので間違ってはいない筈なんですけど)

という事で、最終手段です。

以下あくまでも個人的なやり方です。他の方のサイトでも紹介されてますが、私は極力やらないようにしています。

使うのはこちら↓


これを革靴に当てて、凸凹を直します。
使う部分は両端です。革靴にグリグリと押し付けます。原始的と言えば原始的な方法です。

分かりづらいので、↓参照下さい。


全体をならす時は尖った方の側面を使います
優しく、でも一定の力は込めながら、ならしていきます。



丸の方は局所を直すときに使ってます。
丸の方ではこすって使うことはないです。どちらかと言うと、押す感じです。

あまりやりすぎると表面が擦れていきますので注意しましょう。


約10分。一応完成です。
これで大丈夫な…筈。

本当は綺麗に決めたかったんですけど、なかなかそう上手くいかないものでした。

次回は靴底を張り替える話です。