前編からの後編です。

2011年購入の一本ですが、桃太郎ジーンズにセミオーダーで作って頂きました。


股上深め、テーパードがかかってます。


隠しリベット、芸が細かいです。
ボタンは全て月桂樹に統一しました。

↓は前ポケットのリベット


分かりづらいかもしれませんが…

実は私、ギターが趣味でして、ギターがリベットに当たって傷が付くので、右側だけリベットは打ち抜きでは無く潰してもらいました。

左右違うリベット、格好良いです。よく見たら『あ、あれ?』って。


“使わないけど格好いい”シンチバックはオプションで付けてもらいました。ベルトの邪魔にならないよう、少し下につけて貰ってます。

ただ、シンチバックを付けると革パッチが付けられないと言う事で……革パッチは“昔はありました”感を出そうと、周りだけ縫ってもらいました。


折り曲げたままずっと使っていたところ、生地が擦れ始めたので自分で補強した、という顛末です。地味ですが、なんだかんだで良いアクセントになってます。

桃太郎好きな方には申し訳無いんですが、全く桃太郎らしく無い1本です。個人的には豪華な大戦モデルのようなイメージで作りましたが、外観だけだとKapitalにありそうな1本です。

セミオーダーですが、確か当時は

 デニムの形(既製のモデルから選びます)
 生地
 リベット
 糸
 ペイント

をカタログから選ぶ流れ、大体小一時間程度でオーダー完了だったと思います。確かオーダーから届くまで1ヶ月少しかかりました。

今は色が落ちてしまったので年に何回か履いてチビチビ楽しむようにしてます。

また作りたいなぁとも思いつつですが、1本作るのに2本分くらいの価格がするので…

会社の定年を迎えたらまた作ろうかな。