海上自衛隊C-130R、厚木基地へ | ブルー・インパルスに専属支援輸送機を。&青い天使たち〜再び、日本の空へ〜
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海上自衛隊C-130R、11月14日に厚木基地へ配備

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防衛省は2014年11月14日(金)、2011年度補正予算で調達したC-130Rが1機、厚木基地に配備されると発表しました。アメリカ海軍で余剰となったKC-130R輸送機6機を、有償海外軍事援助(FMS)で購入したものです。

海上自衛隊は東日本大震災の救援活動で飛行時間が急激に増加、運用停止時期が当初の2015年3月から2014年11月に早まったYS-11M、YS-11M-Aの代替機として2011年度の補正予算で調達しました。YS-11Mは厚木から八戸、岩国から八戸などで物資輸送を担当していたもので、2014年度に6機を厚木基地に配備します。

このC-130Rのうち、4機はアリゾナ州ツーソンにあるデビス・モンサン空軍基地の航空宇宙整備・再生群(AMARG)から、ユタ州オグデンにあるヒル空軍基地へ移され再整備が行われていたもので、1号機「Bu.No.160015」は2012年11月から作業が始まり2013年秋には完了していました。

アメリカでの2013年の発表によると、降着装置やカーゴドア支持部の交換、中央翼の防錆処理などを行い、デジタルGPSを含むコクピットのアップグレード、オーバーホール済みのT56-A-16エンジンも装備されています。この機体の運用にあたり、海上自衛隊の乗員と整備員の教育がデビス・モンサン空軍基地で行われていました。

C-130Rは、YS-11の後継機として、海上自衛隊の基地間の人員や物資の輸送、大規模災害発生時の救援物資などの輸送に対応します。

乗員は6名、輸送人員は92名、搭載量約20トン、最大巡航速度約320ノット、全長29.8メートル、全高11.7メートル、全幅40.4メートルです。

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※画像提供:防衛省