昨日の笠松競馬第3レースで、コース内にハロー(馬場を整備する車両)が侵入し、レースが不成立となる事故がありました。

 第3レースは1800mの競走。笠松競馬は1周が1100mのコースなので、1周半するレースです。
 つまりはゴール板を2回通ります。

 競走馬たちが1周目のゴール板を通過した時に、整備担当係員がレースが終わったものと「勘違い」し、車両を侵入させてしまいました。

 競走馬たちが最後の直線に差し掛かったときに、ハローが競走馬たちの前を塞ぐように走行...。

 異変に気づいた騎手たちの臨機応変な対応で、うまくハローをかわして走りました。

 ただ、競走馬の全能力を発揮できなかったことを理由に、このレースは不成立となり、投票された786万2000円すべてが返還となりました。

 幸いにして、5頭立ての少頭数だったために、競走馬とハローと接触したり、落馬事故などがなかったのが不幸中の幸いでしたが....。

 レースは途中まではかなり人気サイドの決着となっていたため、馬券が的中していたかもしれないお客さんが泣くに泣けないかもしれませんね。

 競馬のレースでは、馬主や騎手、調教師や厩務員に手当が支払われますが、不成立となると、全く支払われません。


 このレースのために、万全に仕上げた調教師さんや厩務員さんの努力、レースをさせようと出走登録させた馬主の意欲を、笠松競馬は凡ミスでいとも簡単にフイにしてしまいました。


 ただでさえ、売上が下がっている地方競馬において、このような凡ミスは信用を下げるだけでなく、いろんな部分で大きなダメージを与えるに違いないはず。


 笠松競馬は、ホームページにお詫び文を載せていますが、大切なことは、お詫びを伝えることよりも、次に同じようなことを起こさないために対策をどうするのか、また、それをみんながわかるような形で周知することではないかと思います。


 私は地方競馬が大好きなので、盛り上がってほしいと思ってます。


 好きだからこそ、あえて苦言として、書いてみました。


幽斎 筆