秋の夜長、涼しくなって以前より寝やすくなった今日この頃ですが、
ストレスや慢性的な疲労感から、睡眠障害を起こす人たちも
増えているといいます。その割合は5人に1人。
昔から『眠れない時は羊を数えればいい』といいますが、
眠れない時に、羊を数えてはみたものの、
途中で数える作業に飽きて、結局眠れない・・・。
そもそも、羊を数えるだけで本当に眠くなるのでしょうか?
臨床心理士の加納ミサ先生いわく、
「羊を数えることで眠れるかどうかは、状況やその人の性質によります。
偶発的に発症した不眠の場合や、暗示にかかりやすい人であれば
一定の効果は期待できるかもしれませんが、逆に慢性的な不眠症を患っていたり、
性格的に何事もとことんやらなければ気が済まないタイプの人には不向きでしょう」
とのこと。数える際のポイントは
【なるべくリラックスできる心地良いイメージを思い浮かべること】
これは一種のイメージ療法なので、数を数えることに集中するのではなく、
たとえば羊毛のふんわりとしたイメージに身を任せる感覚で、
神経をしずめていく練習をすると良いかもしれません。
数える作業に重点を置くと、どうしても神経を消耗し、
むしろ覚醒度が上がってしまうので、
入眠までのカウントダウンのつもりで羊を数えてみるといいかもしれません。
眠れない時に羊を数えるという好意は、いわばおまじないのようなもの。
深刻な不眠にお悩みの方は今すぐ専門医にみてもらうのというのも
気分的にも楽になれるのではないでしょうか。
ちなみに余談ながら、なぜ牛でも馬でもなく、羊を数えるのかというと、
これは「sheep(羊)」と「sleep(睡眠)」をかけたイギリスのジョークに端を発しているそう。
羊を数えるのも、そんな軽い気持ちで数えたほうが、安眠に繋がるのかもしれませんね。
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