【交感神経と副交感神経】
自律神経には、交感神経と副交感神経という2つの神経があります。
交感神経と副交感神経は、拮抗的に働きます。
この2つの神経は対照的な働きを持っていて、ほとんどの器官はこの2つの神経が働くことによって維持されています。
私たちが健康で快適に過ごせるのは、交感神経、副交感神経のバランスが保たれているからです。



【交感神経とは】

交感神経は、別名『昼の神経』と呼ばれ、昼間、活動的な時に活躍する神経です。
交感神経が働くと瞳孔は拡大し、心臓の拍動は速くなり、血管は収縮して血圧を上げ、カラダは活動的な状態になります。
自律神経はカラダを動かしたり、寒さや暑さなどの物質的な刺激のみ反応するわけではありません。
精神的な刺激に対しても働きます。
例えば強い恐怖を感じた時、緊張した時、悩みや不安を抱えている時なども、それらに反応して交感神経が働きます。



【副交感神経とは】

副交感神経は、『夜の神経』とも呼ばれ、カラダを緊張から解きほぐし、休息させるように働く神経です。
副交感神経が優位になると、瞳孔は収縮し、脈拍はゆっくりとなり、血圧は下降して、体も心も夜の眠りにふさわしい状態になります。






【交感神経と副交感神経のバランスが崩れると】

本来は、前途のように、昼間は交感神経が働き、夜になると副交感神経が働いて、うまく自律神経のバランスが維持されているため健康が保たれています。
ところが、悩みや心配事を抱えて交感神経の興奮状態が続いたり、夜更かしして生活リズムが乱れ、本来なら副交感神経の働く時間帯に交感神経が働く状態が続いたりすると、2つの神経の切り替えがうまくいかなくなります。
そして、交感神経だけが、極端に偏って働くようになります。
つまり、自律神経のバランスが崩れます。その結果、時には活動させ、時には休息させるという各器官のコントロールがうまくいかなくなり全身ありとあらゆる器官に様々な不定愁訴が表れてきます。


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現代人は、ストレス社会や電磁波などで、交感神経に偏っていると言えます。

スマホと向き合う若者が増え、副交感神経で休まる時間がないように思えます。

精神疾患の方は、交感神経が働きすぎて夜眠れない方も多くおられます。

私が新卒で製造業に就職したとき、研修で仕切りにストレス解消のための趣味を持ってくださいと話していたのをよく覚えています。

趣味なんか研修で教えてもらわなくても自然と自分で持っているわ!
とツッコミたくなるくらい、ストレスが逃れることの大切さを新入社員の研修で教えていました。

その後、趣味やストレス解消法がない社員がうつ病になっていく現状を知り、世の中の働く人たちは、『交感神経と副交感神経のバランス』が崩れているということを実感しました。



交感神経と副交感神経のバランスをとりながら、過ごせるようにアドバイスいたします。

高周波を使って自律神経のバランスを整え、本物のエッセンシャルオイル(精油)で交感神経に偏った自律神経を副交感神経を優位にして、身体を休めるメニュー多数あるので一度ご来店ください。


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