趣きに趣きを重ね、趣きを乗じてできている。
あまりに被写体としての力が大きいせいで、
何をどう撮っても決まってしまう。
どことなく顔っぽい入り口

庭

滝

特に何をするわけでもなく、庭の見える軒先に佇む。
木々のあざやかな緑、砂紋、水の流れる音、鹿おどし、鳥の声・・・
目に映るものだけではない。
音にも、この庭の妙味がある。
小一時間ほどそうしていただろうか。
人が増えてきたので、山内の散策に移る。
山内も実に趣き深い。
実際には写真を撮りまくっていたが、
すでにweb上に素晴らしい写真が溢れているので
普通の写真はここには載せない。
かわりにあまり撮られることがないであろう、
情趣に満ちた写真を載せる。

おわかりいただけるだろうか。
少し寄ってみる。

もっと寄ってみる。

そう、トイレである。
トイレをもってしてこの趣き。
さらに言えば、トイレの手洗い場はこんな風になっている。

詩仙堂、恐るべし。
トイレの手洗いにここまで気を払った施設を他に知らない。
室内は撮影禁止なので写真はないが、
室内にも見どころがたくさんある。
特に受付横の土間と竈は一見の価値あり。
素通りしてしまいそうな場所にあるので
行かれる際はご注意を。
大満足で詩仙堂を出たら、お隣の八大神社へ向かう。
八大神社は宮本武蔵が祈願しようとしてしなかった神社である。
と、書くとなんだか微妙な感じがしてしまうが、
由緒正しき武蔵ゆかりの神社だ。

境内には当時の一乗下り松の一部が保存されている。

しかし、この神社で特筆すべきなのは、宮本武蔵だけではない。
この旅に通底する大きなテーマ、といえば
もうおわかりですね。
そう、喫煙所が境内にあるのだ。
煙草を吸うために旅をしている者にとっては
非常に重要なスポット。
もはや喫煙所ではなくパワースポットと呼び変えるべき。
この辺りで喫煙できるところは他にないので
パワー不足に悩む喫煙者はぜひお参りを。
再びの京都!その3へつづく