自分の周りにはさまざまな風が吹いている。冷たい強風、今にも雨を降らせそうな生暖かい風、さわやかな心地よいそよ風。風たちは、あっという間に通り過ぎていく。
さわやかな風だけをずっと感じていたいと願っても、それは無理な話だ。自分が寒くて凍えているときに吹けばさわやかな風でさえ、凍える寒さを与えるだろう。
無風ならよいのだろうか?無風なら凍えることは無い。だけど、何の変化も無いと言うことは、感動が無いと言うことだ。
今日は、爽やかなそよ風が通り過ぎていった。次に来る風はどんな風だろう。
自分にかかわる風・・・。しばらくは無風のほうがいいかもしれない。そよ風の余韻にひたれる。