①コンクリートで埋め尽くされた街で、一輪の綺麗な花を見つけた。
場違いな場所に咲くその花は、少年にはとても美しく見えた。
美しいその花を摘みたい衝動に駆られたが、
少年にはその花を摘む事は出来なかった。
自分が摘む事で花が弱ってしまうのが怖かった。
遠くから眺めているだけで十分だ。
それから、毎日その綺麗な花を眺めに行った。心が癒された。
だけど、不安も付きまとう。花が枯れてしまうんじゃないか?
誰かが摘んでしまうんじゃないか?
それでも摘む事ができなかった。少年には出来なかったんだ。
②客寄せのアフェリエイトだらけのネットで素敵なブログを見つけた。
素敵な詩の書かれたブログだ。心が洗われる想いだった。
コメントを残したいと思ったが、
少年にはコメントを書くことが出来なかった。
素敵な詩を自分のコメントで汚すのが怖かった。
毎日、読めるだけで十分だ。
それから、毎日素敵な詩を読みに行った。心が癒された。
だけど、不安も付きまとう。突然消えてしまうんじゃないか?
誰かが・・・
それでも、コメントは出来なかった。臆病な少年には出来ないんだ。
③遠くから眺めていられる。それだけでいいんだ。それで心は癒される。
いつ枯れてしまうとも、摘まれてしまうとも分からない都会の花。
少年はいつまで眺めていられるのだろう。
壁|ー゜)コッソリ
140文字小説で、2日ファンタジー続編の間が開いたのでなんとなく・・・
壁|三サッ!
解説コーナー。え~、コレは昭和的な純情少年がネット恋愛すると、
どうなると言う発想で、それに最近の嫌いなブログへの皮肉を込めまくったら
こうなった。(;゜∀゜)・∵∴ガハッ!
最早、昔は当たり前に何処でも見かけた小説ブログは、コンクリートジャングルの都会に咲く花を探すより難しいと書きたかったんですね~。穢れたその場所に咲く花は、一層綺麗に見えて声をかけたかったけど、自分が声をかけることにより、消えてしまうのが怖かったんですね。自分が相手に与える影響をコメントする人は持つべきだと言う願いが込められてるとか書いてみるw
つまり、①と②で同じ事書いてるんですね。③はネットに対しての思いですね。所詮ネットは簡単に消えてしまう関係。そして、今後一層中身の無い宣伝ブログに埋め尽くされるだろ。という悲観ですね。②の素敵な詩を汚すの表現は、少年の心の言い訳も込めてあったり。
ネットではなくリアルな恋愛だとしたら、挨拶すら出来ないくせに、ブログコメントは何も考えずに書く人。新聞勧誘のセールスマンのような門前払いされて当然のコメント内容を残すような人への怒りを込めた作品だったりもする…。怒りをオブラートに包んだら、告白できない臆病な少年の話が出来上がった。(;゜∀゜)・∵∴
場違いな場所に咲くその花は、少年にはとても美しく見えた。
美しいその花を摘みたい衝動に駆られたが、
少年にはその花を摘む事は出来なかった。
自分が摘む事で花が弱ってしまうのが怖かった。
遠くから眺めているだけで十分だ。
それから、毎日その綺麗な花を眺めに行った。心が癒された。
だけど、不安も付きまとう。花が枯れてしまうんじゃないか?
誰かが摘んでしまうんじゃないか?
それでも摘む事ができなかった。少年には出来なかったんだ。
②客寄せのアフェリエイトだらけのネットで素敵なブログを見つけた。
素敵な詩の書かれたブログだ。心が洗われる想いだった。
コメントを残したいと思ったが、
少年にはコメントを書くことが出来なかった。
素敵な詩を自分のコメントで汚すのが怖かった。
毎日、読めるだけで十分だ。
それから、毎日素敵な詩を読みに行った。心が癒された。
だけど、不安も付きまとう。突然消えてしまうんじゃないか?
誰かが・・・
それでも、コメントは出来なかった。臆病な少年には出来ないんだ。
③遠くから眺めていられる。それだけでいいんだ。それで心は癒される。
いつ枯れてしまうとも、摘まれてしまうとも分からない都会の花。
少年はいつまで眺めていられるのだろう。
壁|ー゜)コッソリ
140文字小説で、2日ファンタジー続編の間が開いたのでなんとなく・・・
壁|三サッ!
解説コーナー。え~、コレは昭和的な純情少年がネット恋愛すると、
どうなると言う発想で、それに最近の嫌いなブログへの皮肉を込めまくったら
こうなった。(;゜∀゜)・∵∴ガハッ!
最早、昔は当たり前に何処でも見かけた小説ブログは、コンクリートジャングルの都会に咲く花を探すより難しいと書きたかったんですね~。穢れたその場所に咲く花は、一層綺麗に見えて声をかけたかったけど、自分が声をかけることにより、消えてしまうのが怖かったんですね。自分が相手に与える影響をコメントする人は持つべきだと言う願いが込められてるとか書いてみるw
つまり、①と②で同じ事書いてるんですね。③はネットに対しての思いですね。所詮ネットは簡単に消えてしまう関係。そして、今後一層中身の無い宣伝ブログに埋め尽くされるだろ。という悲観ですね。②の素敵な詩を汚すの表現は、少年の心の言い訳も込めてあったり。
ネットではなくリアルな恋愛だとしたら、挨拶すら出来ないくせに、ブログコメントは何も考えずに書く人。新聞勧誘のセールスマンのような門前払いされて当然のコメント内容を残すような人への怒りを込めた作品だったりもする…。怒りをオブラートに包んだら、告白できない臆病な少年の話が出来上がった。(;゜∀゜)・∵∴