1.明確な計画や目的を持たないため、状況に流されやすい。
2.先天的かつ重篤な体の障害がある。
3.他人のことを干渉しすぎる。
4.生涯目標となる大きな目的を持っていない。
5.十分な学校教育を受けていない。
6.自己修養に欠ける。一般に、暴飲暴食、性的耽弱、自己発達の機会に対する無関心などの形で現れる。
7.凡庸から抜け出ようとする意欲がない。
8.不健康であること〔間違った考え方、不適切な食生活、運動不足などによることが多い。(しかし、ヘレン・ケラーのように障害を背負って人々の為に偉大な貢献をした人もいることを、忘れてはならない)〕。
9.幼年期における環境の悪影響。個人の生活の基礎は、七歳迄の間にほぼ形成されると言われる。
10.始めたら最後迄やり遂げるという根気がない。
11.否定的な考え方をするのが習慣になってしまっている。
12.感情の抑制がきかない。
13.何もせずに利益を得ようとする(ギャンブル好きに多い)。
14.決定の迅速さや明確さに欠け、決定した後でも実行出来ない。
15.七つの基本的な不安のうちの一つ、あるいは二つ以上に捉われている。
16.結婚相手の選択ミス。
17.社内での対人関係、職業上の人間関係に臆病である。
18.全ての面で慎重さが足りない。
19.職業上の協力者の選択を誤っている。
20.自分に合った職業に就いていない。あるいは適切な職業選択に関心を持っていない。
21.取りかかっていることを時間内にやってしまおうという集中努力に欠ける。
22.収入と支出の管理に無関心で、浪費癖がある。
23.時間をいかに有効に使うかという計画性に欠ける。
24.抑制のきいた熱情に欠ける。
25.寛容さがないー宗教、政治、経済といった問題に関する無関心や偏見のために、心が狭い。
26.協調性がなく、他人と協力出来ない。
27.妥当でない権力や自力で得たものでない金を持っている。
28.誠実を尽くすべき相手に対して、誠実さに欠ける。
29.利己心や虚栄心を抑制出来ない。
30.必要な資料を自分で確認しないまま、意見や計画をまとめてしまう習慣がある。
31.好機に気づくだけの展望や創造力に欠ける。
32.他人や社会の為に少しでも骨を折ろうとする気持ちが薄い。
33.他人に傷つけられたり、傷つけられたと思ったとき、報復手段に訴えようとする。
34.言葉使いが下品で、礼節に欠ける。
35.他人の内情について低俗な噂話を楽しむ。
36.政府関係機関に対し反社会的な態度をとる。
37.無限の英知の存在を信じない。
38.良い結果を招く祈り方を知らない。
39.必要に応じて、他人の経験を自分に役立てることが出来ない。
40.個人的な借金の返済がルーズである。
41.嘘や極端な事実の歪曲が癖となっている。
42.頼まれもしないのに批判したがる。
43.他人の御陰をこうむるような関係を広げすぎる。
44.貪欲に不必要なものまで欲しがる。
45.自分の選んだ目的を達成させるだけの自信がない。
46.アルコール中毒、あるいは麻薬中毒。
47.過度の喫煙習慣、特に絶え間ない喫煙習慣がある。
48.素人なのに契約や法律的問題を、弁護士であるかのように自分で処理したがる。
49.他人の手形に裏書きするという不必要な危険を冒す。
50.物事を先延ばしにするー昨日までに済ましておかなければならなかったことを、明日やろうとする。
51.嫌な状況になると、何とかせずに逃げ出してしまう。
52.自分の話ばかりしていて、相手の話を聞かない。
53.他人の好意を受けても、報いようとしない。
54.仕事上の関係者に、故意に不正直なことをする。