ベルンです。

ロンドンに来て1週間が過ぎました。

そして、ロンドンのニュースでも連日トップで日本の震災が報道されています。

世界の人たちが、日本を見て下さっています。

街を歩いていると、

「Are you Japanese?」

と聞かれます。

「あなたの家族は無事なの?・・・そう、それなら良かったわ。頑張ってね、みんな応援してるわ」

先日、ロンドン三越支店を貸しきって葉加瀬太郎氏がチャリティーコンサートを行った。


~ 伊達男日和 (渡英中編) ~






~ 伊達男日和 (渡英中編) ~

↑演奏前の葉加瀬太郎氏





~ 伊達男日和 (渡英中編) ~

↑奥様の高田万由子さんと一緒に募金を願う絵







葉加瀬太郎氏のとても柔らかい語り口調が、人間性をとても表していました。



素晴らしい方です。



彼は言っていました。


「震災があってから2日間は、自分が出来る事はないだろうか?

という事をずっと考えていました。 ですが、

あれ?自分は音楽家だぞ。これを使わない手は無い!」



と思い立ち、すぐにロンドンの三越の知り合いに連絡したという。


そこで、

「明日チャリティーコンサートをやりたいから、三越のエントランス部分を貸してくれないか?」


とお願いしたところ、三越の人が、

「エントランスと言わず店内で演奏してください」、


と承諾をし、3月14日のコンサートが生まれたという。


その場所が決まった後すぐに、他の楽器演奏者の友人に連絡をとり、

「明日時間を作ってくれ!」


といい、皆快く受け入れてくれ、前日とっさに思いついたにも関わらず完璧なパフォーマンスを見せてくれました。



葉加瀬さんの凄いところは、自分にしか出来ない事をやると思いついた事だ。



皆、現地に行き救済をしたい、という思いはある。


それもとても大事なんだが、


自分にしか出来ない事を考える


事が、何事においてもとても大事。




私に出来る事はなんだろうか。


今はこのブログを書き、ロンドンに興味をもっていても全く情報が分からない人が、このブログを見る事で少しでもロンドンライフを楽しめたら嬉しい。


日本に直接関与出来ないのはとても悔しいが、今の私が出来る事はこれだと、思いました。



数日悩んでいました。


出発日が運が良かったのか否なのか、


しかし人生全て運命の運河を渡るのみ。


人生に身を任せて、まっとうしたい。



ベルンでした。