中日ドラゴンズが日本シリーズを征した。

クライマックスシリーズから無敗で勝ち抜き、

日本シリーズでも1敗しただけでの見事な優勝だ。

しかし、日本シリーズ第4戦で山井交代論が物議を交わしている。

記憶に残る野球をするのか、勝ちにこだわる野球に徹するのか。

結果、落合監督は当然勝ちにこだわった試合運びをした。

今のプロ野球はスター選手が品薄状態だ。

実力ある選手はもちろん、層でない選手でさえ

みんなこぞって渡米し大リーグでプレーする。

その中で日本プロ野球界はスターの発掘が急務である。

その千載一遇のチャンスが日本シリーズ第4戦での山井投手だ。

大リークを合わせてみてもシリーズで完全試合は記録にない。

ファンが楽しむポイントは勝ち負けも有るが、記録達成に居合わせたという感動もたのしい野球の一つである。

落合の仕事は勝つことであるが、高校野球じゃないんだし、少しくらいファンを楽しませる野球を考えたらいけなかったのか。

その結果、連敗して負けたとしてもファンはより楽しめるに違いない。

現役プロ野球監督や野球評論家達は色々言っているが、やはりファン有っての野球興業である。

その点を落合はもう少し考えた方がよい。

西武ライオンズの森監督時代の勝つけど野球自体が面白くないのと同じだ。