以前まで車のエアコンがフル稼働していたため
燃費自体も、本来のものより10~15%ほど低下していた。
しかし、最近は気候も穏やかで過ごしやすくなってきた。
車のエアコンも使う頻度がかなり減ってきた。
プリウスは元々燃費が良い車であったが、10.15モードが35Km/lと
うたっている事もあり、過剰な期待を抱かせる。
しかし、大阪市街地では実際は良くて23Km/l、普通では21.5Km/l前後である。
夏はエアコンの影響があり平均すると19Km/lくらいである。
この数値は、エコランを意識した走りである。
そう考えると、10.15モードは参考に値しないことが分かる。
(知っている人は、この10.15モードは購入に当たり燃費基準としての
判断材料としては有形無実していることにご理解いただけると思う。)
近々燃費表示基準も変わるとのこと。
そのあたりを善処して欲しい。
ちなみに燃費の良い車の代表としてホンダ「Fit」があるが、
この車で燃費17~18Km/lらしい。
車両価格を考えると、Fitを選ぶのが妥当だが、環境を考えるとプリウスである。
先日、友人とクルマの話になり、その内のトピックスとしてプリウスの話が出た。
環境への配慮というが実際、どのようにして環境面に貢献しているのかを私自身も勉強不足である。
例えば、都市環境の保全を目的とした排ガスのクリーン化、地球温暖化を防ぐ
CO2等の排出量など。
それらを具体的な数値を考慮して選択する人は数少ないと思う。
プリウスは走行段階だけでなく、生産から廃棄までの全段階で排出するCO2や
大気汚染物質の総量を旧型車に比べて低減している。
トヨタ曰く、トヨタは環境との調和を図った「トータルクリーン」の理念のもと、
「開発・生産・使用・廃棄」のすべての過程で人と地球にやさしい クルマづくりを
進めているるとのこと。生産分野はもちろん、1998年には設計・開発分野において、
自動車メーカーとして国内で初めてISO14001の認証を取得し、また全販売店が
「環境ガイドライン」に沿った活動を展開するなど、多面的な角度から環境保全に
取り組んでいるという。
この選択は総合的な判断として所有者の考えに委ねられることになる。
私は恥ずかしながら、漠然と「環境貢献」というだけでプリウスを選んでしまった。
環境面への貢献度はメーカーの出しているデータを信じ、それを持って自負しているというのが実際である。
そこまで考えるのなら、自動車に乗るのをやめるのが筋かもしれないね。
でも、クルマ馬鹿には矛盾が横行するのもこれしかりかな。
反省しながら今日も行く。
