ロンドン(CNN) 


 米ボーイング社のジャンボ機「B747」の引退機が、スウェーデンのストックホルム・アーランダ空港前で「ホテル」に変身することになった。現在、機内を改装中で、年内にもオープンする予定。


ジャンボ機をホテルに変えようとしているのは、スウェーデン南部ウップサーラでホテルを展開するオスカー・ディオス氏。今年12月に開業予定で、85人が宿泊できる。


ディオス氏は2006年に、古いB747型機が売りに出されている話を聞いたという。

もともと、ストックホルム・アーランダ空港近くでホテルを開業しようと計画していたが、適当な価格で入手できる物件がなく、新たに建設するには費用がかかりすぎるため、B747をホテルに改装することを思い付いた。


所有者と話がついて、2007年6月に入手した際には、機体はかなりひどい状態だったが、中も外も改装を決意。空港当局と交渉し、空港前に「ジャンボ・ホステル」として開業することで、07年12月までに合意に達して、オープンに向けた機体の改造に着手した。


「ジャンボ・ホステル」の宿泊可能な部屋は2タイプ。ベーシック・タイプは大人3人が泊まれる6平方メートルの広さで、1泊110ユーロ(約1万6500円)。ゆったりと機内の宿泊を楽しみたい人には、専用バスルームが備えられ、空港の様子がよく見えるパノラマ・ビューのコクピット・スイートを勧めている。こちらは1泊500ユーロ(約7万500円)。


また、宿泊しない人向けに、カフェ・スウィートも用意。こちらは数時間25ユーロ(約3750円)でゆっくりと空港を眺められる。