ユーキオグラ2015年春夏コレクションYUUKI OGURA

アンジェリーナ・ジョリーの映画「マレフィセント」のイメージ




「最初はメルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京(Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO) 2015年春夏に参加し、インスタレーション形式でコレクションを発表するつもりでした。海外の展示会にも出てみたい」という小倉遊亀さん。


ユーキオグラ(YUUKI OGURA)は8月に東京・渋谷で行われた「ホワイトファクトリー」グループ展に出展し、2015年春夏コレクションを発表した。


メードインジャパンの物作りにこだわり、世界に向けた日本の技術、日本のファッションの発信を目指すとともに、映画「チャーリーとチョコレート工場」や乙一の長編ホラー小説「暗黒童話」の中のショートストーリー「アイのメモリー」からインスピレーションを受けたデザインなど、「音楽や映画などをテーマに、今までに見たことがあるような、ないような不思議な世界」を表現している同ブランド。


2015年春夏コレクションではアンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)主演の映画「マレフィセント」
のイメージを羽根のモチーフやレース、刺しゅう、柔らかなシルエット、フラワープリントなどで表現した。また、今シーズンは数年前に発表した「狼ずきん(狼と赤ずきんのミックス)」のキャラクターを復活。さらに、ぬいぐるみ作家である陳列美術品製作所の稲川氏とコラボレーションし、同氏の豚や唇、花などのぬいぐるみを選び、自由に付けることができるカスタム帽子も展開する。


小倉さんはインターナショナルスクールとアメリカの高校を経て、2003年ニューヨークのパーソンズ・スクール・オブ・デザインのファッション科に入学、2007年卒業。同級生にはアレキサンダー・ワンなどがいる。 帰国後フリーで活動し、2009ユークスターを設立し自身のブランド「カイリ」Khay-Ree(当時)をスタート。海外展開などに向けて2011年7月にブランド名をユーキオグラに変更した。今年は「2014 Tokyo 新人デザイナーファッション大賞プロ部門」に選ばれ、東京ファッションデザイナー協議会の正会員にもなった。


「東京ファッションデザイナー協議会の正会員になったのは、今後のためにたくさんのデザイナーと知り合い、話を聞きたかったからです。ホワイトファクトリーに出展したのも将来、海外で作品を発表するために、生産サイクルを早めたかったからですし、キャラクターを復活したのもコラボレーションしたのも海外展開を意識したものです。今シーズンは10月15日に渋谷ヒカリエで行われるTokyo 新人デザイナーファッション大賞のショーに参加しますが、次回はメルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京(Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO) のスケジュールの中でインスタレーションをしたいと思っています。今後はビジネス支援者10名の1人に選ばれたことを活かしてパリなどの合同展にも出展したいと思っています」























ペタしてね 読者登録してね