アーヴィング・ペンと三宅一生Visual Dialogue展９月１６日から４月８日21 21 DESIGN SIGHT で開催
「アーヴィング・ペンと三宅一生Visual Dialogue（ Irving Penn and Issey Miyake Visual Dialogue）」展が今日９月１６日から来年４月８日まで、東京・六本木の東京ミッドタウン内21 21 DESIGN SIGHT で開催されています。
アーヴィング・ペンと三宅一生の２人の視覚的対話によって生み出された創造に焦点を当て、互いに触発しあった二人の表現者の仕事を、プロセスを交えて紹介するものです。
２人の創作に一貫して関わり、今回の展覧会をディレクションした北村みどりさんが「すべてを込めた」という展覧会のポスターに使われた１９６８年撮影のPoppy と１９９０年に撮影されたフラワープリーツが１階ロビーに展示された今回。
１９８７年春夏コレクションから１９９９年秋冬コレクションまでの１３年間に撮影された、２５０点を超える写真の中から、イッセイミヤケのコレクションや展覧会のために制作されたポスター６７点と撮影の準備段階でアーヴィング・ペンがイメージを膨らませて描いたスケッチ５７点アーヴィング・ペンが撮影したオリジナルプリント１７点を展示するとともに、１４７点の写真を３１メートルの壁一面にキャノンの最新高精細プロジェクター６台で投影する、写真プロジェクション（上映１８分３９秒）で紹介します。
すべてではありませんが、ポスターとスケッチは対面する形で展示されていますから、アーヴィング・ペンと三宅一生の創造の変遷を時代の流れに沿って見ることができると同時に、アーヴィング・ペンのイメージがどんな写真になったのかを１つの空間で見ることができます。３１メートルの壁一面に６点の写真が次々に現れ、消えていくイメージはパリコレクションのステージと重なります。
また、ニューヨーカー誌で活躍するマイケル・クロフォードによるアニメーションのためのオリジナルドローイング１９点とパスカル・ルランによるアニメーションも今回の展覧会のポイントとなるものです。三宅一生の東京での服作りからパリコレクション、ニューヨークのペン・スタジオでの撮影、田中一光によるポスター制作までが、どうやって進んでいくのかというプロセスがわかりやすく整理されています。
休館日火曜日（１１月１日、３月２０日は開館）、１２月２７日から１月３日。
１１時から２０時（入場は１９時３０分まで）。
一般１０００円、大学生８００円、中高生５００円、小学生以下無料。
なお、今回は別媒体でスチール撮影したので、ポスターや写真直接の写真ではなく、
外観および会場、ポスターとスケッチが対面するイメージ（スケッチの前にあるガラスにポスターが映り込んだもの）を掲載しています。実物は展覧会でご覧ください。
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