２０１２年春夏パリコレクションスケジュールｉＰｈｏｎｅ便利技４パリメトロの乗り換え案内アプリこの記事は２０１１年２月１９日の記事を再掲載したものです。
便利技１回目と２回目はともかく、３回目の世界時計と天気はｉＰｈｏｎｅの基本ですから今更と思う人も多かったかも。
でも、実際には時計を２つ持って行ったり、いま日本は何時なんだろうと思ったり、雨が降るという予報が出ているのに傘を持っていかなかったり、逆に例年より気温が高いのに対応できていないとか、そういうことが多いんです。
ただ、４の方が知らない人が多いので、そういう意味では本題は便利技その４かもしれません。
さて、ここから本題。
パリメトロの乗り換え案内アプリです。
パリコレクション期間中の移動はバスが多くなってきましたが、やっぱりメトロでの移動は必要です。すべてのコレクションに行くわけではありませんし、途中で原稿を書かなくてはいけなかったり、インタビューが入ったり、展示会に行かなければいけないかもしれません。
そんな時には便利技の１と２で場所を確認してから、移動するわけですけど、何回も行っていなければ移動時間がわからないはず。
実際に、パリコレクションの会場でも地図を見ながらどう行くのかと話し合っていたり、人に聞いていたりするジャーナリストやバイヤーがたくさんいます。
だから、日本にいるときと同じようにパリでもｉＰｈｏｎｅやアイパッドなどを使いましょう。
ｉＰｈｏｎｅにはパリのメトロ、つまり地下鉄の乗り換え案内はもちろん、ニューヨークなど世界の乗り換え案内アプリが揃っています。
パリメトロということでは、現時点でのおすすめは「MetrO」と「Metro Paris Subway」などでしょうか。
そのほかにもいくつかのアプリがありますが、ポイントはオフラインでも使えるかどうか。
たいてい、無料か１１５円程度なので、価格よりもパリで余計な通信費を使わなくてもいいこと、メトロでも使えるように電波の入らない場所でも使えることの方が重要だからです。
ダウンロードとしては、
まず、ｉＰｈｏｎｅなどのApp Storeを押して、検索。
パリと入力すると地球の歩き方をはじめさまざまなアプリが出てきます写真②
もちろん、アイパッド版もあります。実際にメトロの中などで使うことを考えるとｉＰｏｄを含むｉＰｈｏｎｅが現実的ですがホテルや日本での事前確認、パリコレクション会場の中でのチェックなどにはアイパッドの方が見やすいので使い分ければいいでしょう。
アプリはいろいろあります。三つ星半の「MetrO」（無料）と「Metro Paris Subway」（１１５円）など、とりあえず評価の高い物を選ぶのが無難でしょう。
「MetrO」は無料ですし、パリだけでなく各国の都市を選ぶことができます。時間と乗換駅などを調べることができます。
最低限ならこれでいいでしょう。
一方、「Metro Paris Subway」有料ですが、メトロの路線図や路線、駅、経路などメニューが豊富で、
路線図の上をどう進んでいけば到着するのかを見ることなどもできます。
経路などでは、出発地はtuの二文字でtuileries、到着地はberの三文字で候補にBercyが出てきますから、タップしましょう。
何番線、どこで乗り換え、見積もり時間２４分まで出てきますから驚きです。
路線図の上でどう進むのかもわかります。
ただし、注意しなければいけないポイントがあります。
少なくとも私の知っているアプリの場合、日本の乗り換え案内のように親切ではありません。
もし、あなたがtuileriesからBercyと入力すれば
入力駅と入力駅の最短時間を計算し、
見積もり時間２４分とだけしか表示されません。
たとえば
PyramidesからBercyは１５分ですが、
tuileriesからBercyと入力しても、
Pyramidesまで徒歩、その後PyramidesからBercy
が次の候補として表示されることはいまのところ
ないのです。
つまり、一歩間違えると結果的に遠回りになってしまうということもあるわけです。
使用するときには便利技の１と２で場所を確認し、近くの駅を比較してから使うことにしましょう。
