子供のころからお洋服がとっても好きで、

父親が営んでいるお洋服屋さんに

たまに遊びに行っては、

バックヤードで縫製の仕様書

(お洋服のデザイン画が書いてあるもの)に、

塗り絵をしてよく遊んでいました。

 

お店に置いてある、3~4本だけの色鉛筆

少ない色数でどれだけお洒落に、

色づけできるか楽しんでたんです。

 

そのころから、なんとな~く

”お洒落” を自然と意識してたみたい。

 

それなのに、年齢を重ねるごとに

自分の思い描く”お洒落”からは、

だいぶと自分が、かけ離れているということを

いろんな場面で実感することになりました。

 

わたしの小柄で華奢な、幼児体系や

顔のフェイスラインや、パーツのすべてが丸みをおびていて

なにを着ても野暮ったく見える。

 

雑誌の見よう見まねでメイクをしてみても

どうにも垢抜けない。

 

田舎育ちあるあるですが、

とにかく都会的な洗練されたものに憧れがあったのです。

(いまだにそうですが)

 

20代では必死に、無理な背伸びをして

ショーウィンドウに映る自分の姿を見ては

コンプレックスがさらに色濃くなる

その繰り返しでした。

 

 

さて、そんなわたしにも

「あっ、なんか一気に垢抜けた」と

思わせてくれる日が訪れたのです。

 

その日、着ていたのは、白のスキニーデニムに、

これまた白の柔らかい素材のとろんとした薄手のニット。

デコルテ部分は、鎖骨がきれいに見えるくらいの空き具合

 

少し明るめに染めたロングヘアは、

歩くたびに軽く揺れる。

カジュアルな中にも、

ほんの少しの女っぽさをしたためて。

 

そして口元にだけ、

オレンジレッドの口紅を塗っていました。

(自分では決して選ばない色

 ちょうどプロのメイクレッスンを受けたあとでして

 そのレッスン中に塗ってもらった色でした)

 

すると、白いお洋服に白い肌(わたし結構な色白なんです)

そこにパキっとした、オレンジレッドの色が絶妙に相まってか

一気に”垢抜けて”見えたのです。

 

綺麗になりたくて、頑張りすぎていたメイク

お洒落に見られたくて、華美になりすぎていた服

 

それらをとっぱらって、

顔と服とのバランスが調和すると、

”なんか垢抜けて見える”雰囲気が作り出されたのです。

 

自分にはあれが足りない、これが足りないと

あれこれ、メイクや服で足してしまっては

とたんにバランスが崩れてしまいます。

 

 

「なんか野暮ったい、なんか垢抜けないな」から抜け出す方法。

 

このブログでは、コンプレックスまみれだったわたしが

失敗を繰り返しながら手に入れてきた

ファッションとメイクの最高の組み合わせ方の

簡単なコツやポイントをご紹介してきます。

 

ひとつひとつ真似するだけで、

だれもが”雰囲気美人”になれる方法なので、

気軽に試してみてくださいね。