フランスのパリのグラン・パレで23日から、故イヴサンローラン(Yves saint Laurent) と、彼と長年のパートナーであったピエール・ベルジェが収集したコレクションが、クリスティーズによって競売されることになりました。



クリスティーズによれば、「現代のもっと豪華な個人コレクションとひとつになる。」ということで、落札総額は、3億ユーロ(約465億円)にも上ると予想されているようです。



このコレクションは、サンローラン氏とピエール・ベルジュ氏が数十年もかけて収集したもので、ピカソやマチスの絵画や古代ローマの彫像まで幅広い作品が競売にかけられるということです。



ベルジュ氏は、競売会社の責任者でもあり、今回の競売による収益のすべてをエイズ研究のための基金に寄付するという意向を表明しています。



このコレクションには、絵画では、キュビズム時代のピカソの作品や、ロートレック、アンリ・マチス、フェルナン・レジェ、それに、映画監督のオットー・プレミンジャーが所有していたピエト・モンドリアンの作品など美術館に所蔵できる価値を持つ作品も多々競売にかけられるとのことです。



さらに、今回のオークションの体制としては、競売人が3人体制でオークションを取りおこない、目録は、5巻総ページ数が1800ページ(重量10キロ)、オークションに際しても電話回線100回線そして、バイヤー席は、900席用意されるということです。



今回、初公開となる19世紀初頭期のコンスタンティン・ブランクーシの彫像は、落札予想価格が、1500万~2000万ユーロ(約17億~23億円)にも上がるとのことです。


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