今年から、自然農はじめました。
自然農というのは
耕さず
肥料・農薬を用いず
草々や虫たちを敵にしない
自然の営みに沿った農です。
水害に遭った実家で
母が大事にしていた家庭菜園を
復活させたいと始めた野菜作り。
もう3年目になりました。
「自然農」という本に出会いました。
著者の 川口由一さん曰く
(大根の畝の間に、にんじんを混植)
肥料を必要としない豊かな土になる。
何十年も、そうした自然農を実践してきた
写真で見た川口さんの畑の畝は
美しかった!
自然農というと、放ったらかしで
草ボーボーボーというイメージでしたが
違ってました。
(今、元気に育っている春菊)
野菜の成長の妨げになる高さのものは
刈って、脇に撒い敷いいきます。
これまで草と戦ってきたのが
嘘のように
草 = 肥料
に置き換わり
お宝♪ お宝〜〜♪♪
と、今や楽しく
どんどん刈り敷いています(笑)
自然農を始めたら
葉物野菜が青々として勢いがあります。
今、ルッコラが美味しい。
MIXレタスも、毎日収穫。
食べきれません。
どれがレタスで、どれが違う草か
よく見ないとわからないですよね〜
リーフレタスは、まわりに生えている
他の草たちと一緒に育ってるから
気温の暑い日でも土が乾かず元気。
朝ごはんに
採れたて新鮮な有機野菜をたっぷり、
宮やま子カブも植えていて
間引きしながら
こちらもサラダで葉や根っこまで
食べています。
ある日の、ランチ
いつも野菜モリモリ。
全粒粉のペンネに、モッツァレラチーズ
11月に入ってもまだ枯れていない
採れたてバジルをのせて。
昨年、ほうれん草は
土が酸性に傾いていたのと、肥料不足で?
葉が黄色っぽくなり失敗しましたが、
今年は、大成功。
ぐんぐん成長して、もうすぐ収穫。
昨年の失敗の記憶があったので
川口さんの教えに従い
米ぬかと油粕を草の上から
野菜にかからないよううっすら撒いたのが
良かったようです。
何年もかけて撒き敷いた草の層が厚くなり
土壌環境が徐々に整っていけば
虫の被害も減るんだとか。
ピーマン、パプリカは
まだまだ収穫できそう。
万願寺とうがらしも
いまだに元気に育っていて
毎週ちょっとずつ収穫できてる。
テキトーに土寄せして
植えている長ネギは
思いのほか太く立派になりました。
長ネギを畑に植えてると
料理で必要な時に、その都度抜いて
調達できるので重宝してます。
先週、初めて玉ねぎを植えました。
フツーの玉ねぎと、赤玉ねぎの2種類。
耕さずに
植える場所だけ、丸くほりほり
していたら〜
なんと!里芋がいた!!
今年の春に植えたものの
暑さで、途中葉が枯れてしまい
収穫はとっくに諦めていたのですが
土の中深く
ちょっとだけ育ってました(^^)
今年、キウイフルーツは
もうすでに50個以上は採ったでしょうか。
大豊作。
今年初めて植えた小豆。
先月、鞘が茶色くなってきたものから
順次収穫しました。
期待していたより、量は
え?それだけ〜?って少なかったけど
玄米と塩と一緒に炊いて
寝かせ玄米でも作ってみようかと思ってます。
今年は柿も豊作。
田舎の家に帰ると
たくさん実が落ちています。
これも、お宝(^^)
朽ちて、虫や微生物のエサになり
土に還って、豊かな土壌を作り
春にまた新しい植物の命を育んでくれる
大切な命。
朽ちた姿も
美しいなあと思う。
無駄な命なんて、ひとつもなく
みんなが繋がって命は巡っている。
自然農を始めて
まだ1年も経ってませんが
自分に合っているなと感じています。
街中でおしゃれをして
ファッションの仕事をしてる私
自然の中で
土に触れながら野菜作りを私
どっちも大好きで
どちらか一方だけのライフスタイルは
もう考えられません。
半農 半ファッション
これからも楽しんでいきます。
よかったら、今後も
「農」の話にもお付き合いください(^^)
私が野菜作りで参考にしてるのは
以下の3冊↓
川口さんのやり方を
図解説明で詳しく書いてます↓
毎回植え付けの際に
植物の組み合わせをチェックしてる↓