イエメン料理、なかなか馴染みがないですよね
ず〜っと恋い焦がれていたイエメン料理【サルタ】を食べに、カタールまで行ってきました
アラブ料理研究家のファラウラです
サルタ
サルタは、イエメンの国民食、南部で有名なお料理です。現地ではサルタ専門店があります。
特徴は、フェヌグリーク(スパイス・種の部分)を使うことと、
マクラァと言われる石鍋、もしくはアルムダーラと言われる陶器の器を使うこと。
羊や牛の出汁とトマトベースで野菜類を煮込み、卵や少しのお米が入っていたりします。
フェヌグリークをハーブなどどとペーストにしたものを上からかけたり、混ぜ込んであったりします。
バンダル アデン イエメンレストラン(カタール スーク・ワキーフ内)
まず、ラムのスープが出てきました。
イエメン料理で、ファフサというラムのスープにフェヌグリークを入れるものがあるのですが、これはただラムのスープでした。
サルサ2種類
赤い方が辛いと思いきや、白い方が辛かったです。
ペプシはかかせない
石焼ビビンバのように、マクラァ(石鍋)がグツグツグツグツ
とっても熱いです。
このお店のは、羊のミンチ、ピーマン、パプリカ、じゃがいも、卵、お米、トマトなど。
辛いグリーンチリは入っておらず、フェヌグリークペーストはあらかじめ混ぜ込んであり、完食するほど、とっても美味しかったです
薄焼きの大きい(大きすぎる)パンが付いていて、サルタと一緒に食べるように言われました。
手でたべるようですが、ファラウラはパンをちぎり、スプーンで乗せて頂きました。
左奥は、マンディ(羊が乗った炊いたごはん)
マンディもイエメン料理です。
念願の本当に念願のサルタ
ヨルダンでイエメン料理レストランを見つけたとき、すかさず入ったのですが、サルタは置いてなくてがっかりしたものでした。
サルタを以前どこかで食べた知人たちいわく、「美味しくない」と口々に聞いていたのですが、
このサルタはとっても美味しくて、日本人でも全然違和感なく食べられるような味付けに感じました
スーク・ワキーフ
カタールの松の実は細長い
迷宮グルメのヒロシなら、テンションが上がりそうな金物屋(笑)
右下は、マンディを作る鍋、その下は、ソフラと言われるごはんを食べるときに下に引くビニールのシート。
バホール(アラブのお香)ショップ
誰が欲しいん?シリーズ
最後まで読んで頂き、ありがとうございました
次は、同じくカタールにて、美味しいレバノン料理レストランについて書いてみますね