密謀 | FaFooの現実逃避日記

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密謀 (下) (新潮文庫 (ふ-11-13))
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密謀下巻をやっと読むことができました。

年末に上巻を読み終えてからタイムリーに本屋に行くことができず、実家にあった他の本を

読んでしまい、間が空いてしまいました、、、が、読み始めるとあっという間に読めてしまいました。


密謀を読むきっかけになったのは、言うまでもなく大河ドラマで直江兼次が主人公の

「天地人」を今年からやっているからです。藤沢さんの本が、読みやすくて分かりやすい、と

聞いたのでこちらを読みました。


以前にも書きましたが、幕末~明治好きで他の時代について書かれた歴史小説を

あまり読むことはなかったのですが、先日読み終えた忠臣蔵や密謀を読んでから

興味ある時代が広がった気がします。


それにしても、藤沢さんの作品は、後になんともいえない余韻が残りますね。

安土桃山~関ヶ原という激動の闘争時代のを背景としているのに、

兼次と石田三成であったり、兼次と主君である上杉景勝の間に生まれる

忠誠や友情、守るべき自分たちの誇りなどを中心に、人間味のある人と人との

やり取りが対象的に展開されいきます。

その展開がわざとらしくではなく、さりげないんですよね。

「義」を重んじることの美しさであったり、優しさ、虚しさが感じられて、

人間とはかわいく、切ない生き物であることを思い、なんともいえない余韻が残るのです。


藤沢さん原作の映画はこれまで見てきましたが、実は本を読むのは初めてでした、、、

これを機に他も読みたいなと思います。


そして、ちょっと興味が広がった歴史。司馬遼太郎さんの「城塞」に挑みたいです。