天満屋で毎年新春に行われている院展に行ってきました。
この時期は必ず実家に戻っているので、小さい頃からほぼ毎年行っていると思います。
毎年、平山郁夫さんの作品を始め、多くの公募作品も展示されています。
日本画といっても、最近はモダンな構図や色使いのものがだんだん増えてきています。
幻想的なものや抽象的なものも結構増えていますが、自然や日本らしい景色を取り入れた、
いわゆるオーソドックスものが個人的には好きです、、、
毎回印象に残る画というのがありますが、今年は田淵俊夫さんの「すすき」の画がもっとも心に
残りました。(写真が載せられなくて残念です、、、)
墨絵を描くような手法を使われていて、ただ黒の濃淡のみですすきを描かれていました。
他が結構派手になってきている(それはそれで色使いが楽しいのですが)中、シンプルなこの作品
が一番目だって見えました。
そして、日本画を楽しんだ後のお楽しみは、、、お茶席です。
(花より団子、、、?)
大抵裏千家のお茶席だったのですが、今年は表千家のお茶席でした。
裏千家が多い中、母はむかし表千家のお茶を習っていたので嬉しそうでした。
お茶を点てるのをできるだけよく見るために、頑張って前の席を陣取りました。
いろいろお作法があるので、あまり図々しくしてはいけないのですけれどね、、、
掛け軸は、即中斉宗匠の書付による「老松多寿色(ろうしょうじゅしょくおおし)」でした。
長い年月をかけて、変わらない緑をたたえる松に長寿を詠んだものだそうです。
床の間の横の柱には、金銀木(きんぎんぼく)と椿の一種の初嵐(はつあらし)が生けられて
いました。最初、紅梅を生ける予定だったそうですが、今日の席主の方のお庭の
金銀木のつぼみが今朝ちょうど膨らんでいたのを見て、切って生けられたそうです。
お茶の席ではお花は生けないのだそうです。蕾だけなので華やかさはありませんが、
とても上品な感じがします。
(後ろにお茶を出してくれるおじちゃんが写ってしまったので、目だけ消させていただいています、、、)
本当は、お茶碗を一番撮りたかったのに、残念ながら高価なものだったのかそそくさと片付けられて
しまいました、、、
そして忘れてはいけない、本日のお茶菓子は、廣栄堂の福寿草をイメージしたものです。
日本の情緒に触れて、心がとても落ち着きました。


