三段階栄養構造と同化率設計という考え方
こんにちは、ファームズくんのおとうさんです。
今日は、私たちがマットづくりで大切にしている「三段階栄養構造と同化率設計」という考え方について、分かりやすくお話しさせていただきます。
カブトムシやクワガタムシを大きく育てるためには、栄養をたくさん入れればよいと思われがちです。
しかし実際には、栄養の量だけでは十分ではないと感じています。
大切なのは、幼虫が食べた栄養がどれだけ無理なく体に変わり続けるかという点です。
幼虫は食べたものすべてを体にできるわけではありません。
消化できずに出てしまうもの、活動のために使われるもの、そして体として残るものがあります。
この体として残る割合が高いほど、幼虫は安定して成長し、大きな成虫へとつながっていきます。
私たちはこの割合を「同化率」と呼び、できるだけ無理なく高い状態を保てる環境づくりを大切にしています。
そのために考えているのが、三段階栄養構造という設計です。
すぐに利用できる安定した栄養、時間とともにゆるやかに生まれ続ける栄養、そして環境を落ち着かせる素材。
この役割の異なる素材をバランスよく混ぜ合わせることで、栄養が一度に強く出るのではなく、長い時間をかけて穏やかに供給され続ける状態をつくります。
初めは安心して食べられ、中期には新しい栄養が生まれ、後半になっても環境が乱れない。
この流れが続くことで、幼虫は無理なく成長を続けることができると考えています。
自然の森の土も同じように、強すぎず、急がず、ゆっくりと栄養が巡っています。
私たちもその姿に学びながら、カブトムシ、クワガタムシの幼虫が安心して育つ環境を整えることを大切にしています。
これからも謙虚に自然から学びながら、マットづくりに向き合っていきたいと思います。
