玄関前で靴を脱いでると犬が現れて歓迎してくれている。(人懐っこいだけか)
彼女が玄関のドアを勢いよく開けると、目の前に両親が仁王立ちしていた。私は慌てて「にぃめんはお!」と言い今年一、背筋をピンと伸ばし90°のお辞儀を3秒間した。そして日本語で「お邪魔しまぁす」と小声で言う。(癖で無意識に言っていた)
歩いて行くとリビングのソファに案内され座りなさいと。お義父さんが目の前で何やらお茶を作り始めた。お茶の作り方が珍しかったためビデオに収めたかったが自粛しておいた。
お茶を作るお義父さんの腕の筋肉と手が
花山薫のように武術を何年もやってきたかのように分厚く筋肉の筋が綺麗に出ており、思わずじっと見ていた。
お茶が出来るまでの間、私は徐に立ち上がり、ご両親に向かって覚えてきた中国語の挨拶をしようと思い、
彼女に「今から自己紹介するよ」と伝えた。
すると彼女は両親に向かって「今から彼が中国語で自己紹介するって」とでも言っているのか、伝えてくれている。
私は早口にならぬよう感情を込めてご両親にアイコンタクトとボディランゲージを交えてスティーブジョブズばりに自己紹介した。はぁ上手くいったぞ
。。。私の発音が悪かったのだろうか。
ご両親はノーリアクションだ
言った事が伝わらなかったのか。
しかしニコニコと何か彼女と話しておられる。
席にそっと着く私。。
その時彼女から「大丈夫理解出来てるわよ」
、という声が
良かった。すかさず買ってきたケーキ類を差し出し、その後はもう和か安泰平和モードで彼女の通訳を介して談笑だ。
お茶も何杯も頂き、おつまみや私の大好物であるグアバを盛ってくれた。お母様優しい
話の中でお酒の話になりお義父さんがこれはどうだと言って奥からゴツい箱に入ったお酒を見せてくれた。
や、やべえ!なんやこの酒は!!!
なんかやばそうや!!
秘伝の酒か?!
家宝かなんかか?!
よく見たらアルコール度数58%!!!
こんな半分アルコールの酒なんて飲んだ事がない!
「持って帰りなさい」
「え?!なにーー!!頂けるんですか?!」
「大丈夫ですかこんな高価なもの頂いて∑(゚Д゚)」
「大丈夫よ、日本で家族と飲んでねだって」
という事でやべぇのん頂いちゃいました。。
58%なんか飲んだら足の機能が余計に悪くなりそうですが、ちょびちょび飲もうと思います
何はともあれご両親にご挨拶出来て良かった。
結婚の話は一切出してはいないが、ちょっとは伝わっただろうか。
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